【7040問題】あいかわらずエグイ数字が出る就職氷河期

中高年化する就職氷河期世代の厳しい現実

【nippon.com】1990年代後半から2000年代前半の深刻な不況期に社会に出た「就職氷河期世代」が、40歳前後の“働き盛り”に差し掛かった。この世代は、今も賃金、処遇ともに不遇なまま。このまま中高年化する前に、総合的な対策に向けた議論が早急に必要だ。

https://www.nippon.com/ja/currents/d00406/

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。

相変わらず出口の見えない未来に不安を抱えている45歳です。

中高年ニートは、社会から孤立し、「ひきこもり」状態になっていることも多い。20~59歳の未婚無業者のうち、ふだんずっと一人でいるか、家族しか一緒にいる人のいない「孤立無業(SNEP)」と呼ばれる人々が増加していることをかつて指摘した。そこでは2001年に85万人だったSNEPが2011年には162万人へと2倍近く増えたことを述べた。最新の調査でも、2016年のSNEPは156万人と高止まっている。

このうちSNEPの年代別の推移を示したのが、図3だ。SNEPは20代が最も多いが、人手不足で若者の就職が改善したこともあって、2011年から2016年に大きく減少した。それに対し、40代のSNEPの増加が止まらない。その中には氷河期世代も多く含まれている。

現状の私はこのSNEPの中に含まれると思います。

ちょっと絶望的なのが、近年の雇用改善の恩恵を20代30代は受けられているが、40代はほぼ受けられていないということでしょう。

現状、政府もいろいろと「今年は15~39歳のニートの就職支援のために設けられた「地域若者サポートステーション」の一部で、支援対象に40~44歳を加える取り組みを行う予定になっている。」などと対策を打とうとしているようですが、なにしろ人口ボリュームゾーンで最大の世代ですから、この程度では焼け石に水でしょう。

せめて、フリーライターが食えなくなったので就労支援でなんとか別な道を探そうとしていますが、個人でなんとか自助努力をして、なんとか「生きるのを許されている」という感じが抜けません。

このままいくと、完全に社会のお荷物として白眼視される未来しか浮かばなくて、ちょっと絶望感が漂い始めています。

我々就職氷河期世代には「老後」はあるのでしょうか?

一部の成功者を除いて「老害」と呼ばれる前に、完全に社会から見捨てられてしまうのではないか? という不安に日々怯えております。

 

 

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