視覚障がい者が飲食店を紹介 「画のないグルメガイド」、渋谷で配布
視力障がい者が渋谷の飲食店を紹介するガイドブック「画(え)のないグルメガイド」の配布が、「世界視力デー」である10月13日に始まった。発行元は一般財団法人渋谷区観光協会と一般社団法人渋谷未来デザイン。
昨年の都市フェスティバル「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA」で募集した、新しい発想や視点で社会を良い方向に導く企画、クリエーティブアクションを表彰する「NOVUS FUTURE DESIGN AWARD」で最優秀賞に選ばれたアイデアを社会実装したもの。
発案したのは、広告代理店でプランナーをしている大川将平さんと北浦俊さん。企画を考えている際に、視覚障がいを持つ人たちが集う協会へ足を運び、一緒に食事をして途中段階の企画を見てもらったところ、「この企画を喜んでくれたし、彼らから出てくる言葉もユニークで、いろいろなアイデアが思い浮かび、『実現させたい』」と思い、応募したという。
掲載店は、渋谷駅周辺や原宿、表参道、広尾、代官山など区内各エリアの飲食店18店。ビストロやフレンチ、おにぎり店、和食、プラントベース、カフェなど、ジャンルも幅広く扱う。
飲食店を「取材」したのは、シンガー・ソングライター、会社員、小学生、東京パラリンピックのメダリストなど12人で、取材者の一人でもある渋谷区出身のパラアスリート岩田朋之さんのつながりや、視覚障がい者が集まる協会などから募った。各ページは店や料理など写真がない(=「画がない」)デザインで、文字情報から店や料理を想像する仕掛け。
各ページでは、視覚障がい者たちが感じた香り、食感とカトラリーなどの触感、味わい、音楽や話し声など音から感じた雰囲気、店員の会話から感じた人柄で、店や料理を紹介。住所など店舗の基本情報に加え、盲導犬の同伴時の対応についても記している。
同書を音声でも体験できるオーディオコンテンツを、ユーチューブとストリーミングサービス「Spotify」で用意している。
配布数は1000部。配布場所は、渋谷区役所や一部掲載店、渋谷駅ハチ公前広場の観光案内施設「SHIBU HACHI BOX」などの観光案内所ほか。
https://www.shibukei.com/headline/17019/:シブヤ経済新聞より引用
こんにちは、エナベルで就労継続支援A型を利用しているAです。
皿の写真だけで料理の写真はなくて行ってどんなのが出るのかワクワクするようなガイドとは
すごく斬新です!!
デザインも素晴らしいです。
茨城にもこういうのあったらよいなぁと思ったAなのでした。