精神科医が教える、同調圧力に負けない「たった1つの方法」
「自分の意見」をしっかり作っておく
同調圧力に負けないために重要なのは、「自分の意思をきちんと持つ」ということ。「自分のやりたいことを明確にする」こと。
自分のやりたいことが明確になっていないから、他人の意見に惑わされるのです。
自分のやりたいことが100%明確になっているなら、他人の意見など気にならなくなります。
自分の進みたい道に向かって、一直線に進むだけです。
ですから、まずは自分がどう生きたいのか、何をしたいのか、どこに進みたいのかを、普段から自問自答しておくことが必須なのです。
あなたは、自分の意見を持っていますか。以下の質問に答えてください。
(1)あなたにとって最も重要な価値観はなんですか?
(2)あなたのビジョンはなんですか?(ビジョンとは、あなたの将来のあるべき理想の姿)
この2つの質問に迷わず答えることができたなら、人の意見に流されない、自分の生き方をしっかり持っていると言えます。
書くことで「自己洞察力」を鍛える
「自分の意見をしっかりと持とう!」と言われても、「自分のやりたいことがわからない」「自分の考えや意見がない(わからない)」という人は多いでしょう。自分の考えを明確にするためのトレーニングが、アウトプットです。
アウトプットとは、「話す」「書く」「行動する」です。
言葉に出すことで、思考、思索は前に進み、実際に行動することで、その考え、判断がよかったのか、悪かったのかも明確になります。
自己洞察力を鍛えるおすすめのトレーニングは「日記を書く」ことです。今日あった楽しかった出来事を文章として表現するのです。
自分のノート、日記帳に書いてもいいですが、SNSに投稿することで、さらに効果は高まります。
他人が見る、他人に批判されるかもしれない緊張感が、あなたを真剣にし、アウトプットの効果を高めるのです。
ニュースについて、自分のコメントを数行書いて「シェア」「リツイート」するだけでも、自分の意見を明確にするトレーニングになります。
今の自分の考えや感情、気持ちを「文字」にする。これを毎日続けていると、「自分の考え」を「文字」や「言葉」で表現する能力が高まります。
「今の自分が何を考えているのか?」
「自分は、何をしているときが楽しいのか?」
自分の得意・長所がわかるようになると、「自信」もついてくる。
自分自身を客観的に観察できるようになってくる。結果として、自己洞察力が鍛えられるのです。
普段からさまざまな問題を考え、自分なりの「最適解」を用意しておく。何も考えていない人は、反論もできないので相手の意見に流されるしかありません。
文章を書くことで、自己洞察力を深めておく。
「自分の意見」を持っていれば、いつでもそこに立ち返ることができ、人の意見には流されなくなります。
「事前に書いておくだけ」で流されなくなる
6人が参加する会議で、プロジェクトの賛成・反対の採決をする場合を考えましょう。
順番に意見を聞いていくと、「反対」「反対」「反対」と3人連続で「反対」が続いたとき、その次に意見を言うあなたは「賛成」と思っていても「賛成」と言えるでしょうか。
おそらく同調圧力に屈して、「反対」と言ってしまうはずです。
なので、会議で採決をする場合、「口頭」で投票するのはやめたほうがいいと言われます。
では、どうすればいいのでしょうか。最初に紙を配って、「賛成」「反対」を記入してもらうのです。
次に、1人ずつ自分の紙に書いた「賛成」「反対」を読み上げてもらいます。そうすると、同調圧力とは無関係に、全員が紙に書いた通りの意見を述べることができるのです。
事前に自分の考えや結論を、紙に書いておくだけで「同調圧力」の影響を回避できます。人の意見に流されなくなるのです。
たとえば、会議などで自分の意見を求められる場合、自分の発言の要旨を紙に書いて準備しておきます。あとは、それを読めばいいだけです。
よく患者さんで、「先生の前に座ると、緊張して、言いたいことが言えません」と言う人がいます。
そんな人には、「伝えたいことを事前にメモに書いてきてください」と言います。
実際に患者さんはメモに書いてくる。「それを、そのまま読んでください」と言うと、患者さんはそれを読みます。
https://diamond.jp/articles/-/248130 DIAMOND onlineより引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。
私は押しに弱い方なので、同調圧力には屈してしまうことが多いです。
引用文の、同調圧力に負けないために重要なのは、「自分の意思をきちんと持つ」ということ。「自分のやりたいことを明確にする」こと。
自分のやりたいことが明確になっていないから、他人の意見に惑わされるのです。
自分のやりたいことが100%明確になっているなら、他人の意見など気にならなくなります。
自分の進みたい道に向かって、一直線に進むだけです。
…と書いてあることはわかりますが、
実際行動にうつすのは難しいです…。その為にやり方が。
「伝えたいことを事前にメモに書いてきてください」…これは以前、エナベルのスタッフさんにも言われたことがあったんですが、
心療内科で何言っていいのかわからない…そんなときにはメモ。必ずメモを受信前に書いてそれを受信中に読み上げる。
それだけで自分の言いたいことが伝わります。なかなか人前だとすっと言えない事もメモにしておけば言えます。
メモは大事だなーって話でした。
これが同調圧力に対しても有効だったのですね。
その前にアウトプット。「話す」「書く」「行動する」。
言葉に出すことで、思考、思索は前に進み、実際に行動することで、その考え、判断がよかったのか、悪かったのかも明確になります。
自己洞察力を鍛えるおすすめのトレーニングは「日記を書く」ことです。今日あった楽しかった出来事を文章として表現するのです。
この引用文も納得がいきます。でも全然自分は日記とか書いていません。書いていたらもっとここの文章力もあがるかも???
自己洞察力も深まって、自分の意見というものもできてくると…。
うーん、三日坊主の私には日記は出来そうで出来ない敷居がちょっと高い壁。これを乗り越えたら変わるのかもしれませんね。
同調圧力にまけない自分。それを確立するのにはちょっと私には難しいかも…?!