変身の掛け声が「衣替え~」ってアニメがかつてありました
日中は暑さを感じることもありますが、早朝は肌寒さを感じる今日この頃、
過ごしやすいのか?寒いのか?
9月も終わりつつあり、衣替えを迎えます。
制服の場合は、ほぼ強制ですから体感温度関係ないのが人によっては辛いかもしれません。
洋服はそれなり自由ですが、着物警察・お直しおばさん・・なんて言葉もありますが、着物の場合ちょっと煩い人もいます。
帯付きには、過ごしやすいこの時期。
今日のお勧めの本は着物です。
■「初めて買う着物」波野好江氏 光文社 文庫化有
歌舞伎役者の家に生まれ歌舞伎役者の奥様、当然着物には詳しい。
初版が1992年 CLSSY連載の為ちょっとバブリー、今は対丈が常識の襦袢をおはしょり付きでの依頼を薦めるなど初心者には難しい・・
タイムリーに購入して、私も若かったので、憧れました。
■「着物の悦び きもの七転び八起き」林真理子氏 光文社
初めて買う着物から沼っていく様子が面白い(お金のある人は違うよねと思わずに)初心者あるある・・わかります(^-^)
おまけについている、講演会の内容がちょっと悲しい(タイムりーすぎた話題でした)
■「玉緒の着物の喜び」中村玉緒氏 光文社
着物は愛する男はんにみてもらうもんだす 惹句がいいですね。
歌舞伎の家に生まれての俳優さんなので、庶民感覚とは違いますが、この文章は表記はないけれど、本人著作ではなく聞き書きかもしれない(違ってたらすいません)
楽しく、読みやすいです。
■「着物中毒」中島梓氏 ソフトバンク
母親は「洋服は三文安い」と近所で評判の着物の奥さん、本人も長唄の名取・売れっこ作家、お金の掛け方が違うでしょ・・
と、思わずに。母親が選ぶ着物と自分の好みとのバトルがあるある・・わかります。
■「きものが欲しい」群ようこ氏 角川文庫
笑ってはいけないお母さまとの・・・
■「きもの365日」群ようこ氏 集英社文庫
これからは、毎日着物を着るのだ!
日記形式で、楽しく読めます。群ようこさんの着物ネタはどれも楽しいです。
■「衣にちにち」 群ようこ 集英社
■「きもの、大好き!楽しくなった私の毎日」平野恵理子氏 KKベストセラーズ
絵と文ご本人、初心者向けの楽しい本です。
■「私たちの着物術」近藤ようこ&お着物倶楽部 河出書房新社
着こなしの内幕全部見せます アンケート100人
初心者も中級者も、あるある、はーこんなことが・・クスっと笑えてかつ勉強になります。
■「石田節子のきものでおでかけ」石田節子氏 新潮文庫
池田重子さんの秘書だった方。OL→アシスタント時代経て独立まで自伝的エッセイ。
上記の方たちと同様で、右住左住が面白いと言っては失礼ですが、笑えるところあり勉強にもなります。
■「言わぬが花 萬屋に嫁いで、獅童を育てて」小川洋子氏 主婦と生活社
中村獅童さんのご母堂の著作
タイムリーな内容有で、ちょっと悲しいところあり
■「命を染めて 一竹辻が花」久保田一竹氏
苦闘の自叙伝 幻の辻が花を再現した、久保田一竹氏。
とても、購入可能なお値段ではないし、意匠も普通の方には着こなせないですが、素晴らしいお着物です。
黒柳徹子さんが良くお召しです。
■「幸田文の箪笥の引き出し」青木玉氏 新潮社 文庫あり
■実践きものの着こなし(ムック本)市田ひろみ氏監修 淡交社
茶の湯入門シリーズ
普段着や式服でなくお茶席に向けての入門編
【雑誌】
「美しいキモノ」婦人画報社
「特選きものサロン」家庭画報社
「七緒」プレジデント社
【小説】
■「女郎蜘蛛 伊集院大介と幻の友禅」栗本薫氏 講談社
前述中島梓氏のミステリー
■「きもの」幸田文氏 新潮社 文庫あり
■「更紗夫人」 有吉佐和子 集英社文庫
■「京都西陣殺人事件」山村美沙氏 徳間書店
■「きものをめぐる物語」林真理子氏 新潮社
■「あきない世傳金と銀」シリーズ 高田郁 ハルキ文庫
時代小説。女性の立身出世ものですが、今の着物へのルーツ。
いまなら古典的なことも、この時代は斬新だった?
■「上絵師律の似面絵帖」シリーズ 知野みさき氏 光文社
時代小説。シリーズ継続中。
■「琴子は着物の夢を見る」ほしおさなえ氏 ハルキ文庫
現代もの。残留思念・・なんて考えると、ちょっと怖いですがホラーでなく、日常の謎系かな。
■「千に染める古の色」久保田香里氏 アリス館
平安時代。
襲の色目の勉強になるかも?
昨日と本日はエージレスで頑張ります。
エナベル水戸駅南就労A利用者のSCでした。
PS:青字は、市立図書館をご利用ください/緑字は借りた本です(サイン入りでした)
PS2:「ぶたもおだてりゃ木にのぼる~」はことわざではありません(笑)