ミステリィというなかれ・・・

日当たりのよい日中は、温かですが・・今日のような曇り日の午前中は寒いですね、一日寒さが続くのでしょうか?

このままどんどん寒くなる・・辛いな(-_-;)

エナベル水戸駅南就労A利用者のSCです。

先週土曜日は、エナベル出勤日。

土曜日で人数が少ない中でしたので、ブログお休みしてエージレスの封入作業を行いました。

受注生産のお仕事は、納期がタイトだったりすると大変です。

とは言え、注文が続くのは有難いことです、今日もりもり、エージレスとシリカゲルに励む予定です。

 

本日のタイトル・・どこかで聞いたことが・・・

田村由美さんの『ミステリと言う勿れ』を意識しました。

👆映像化もされていますね。

個人的には田村由美さんの作品は「巴がゆく!」が好きです。

さて、ミステリィ/ mysteryとは・・何らかの「謎」や「不思議」があり、それを解明していく物語全般ということで言葉をチョイス。

ちょっとジャンル分けが分かれるか・・と、言う本のご紹介です。

 

■「変身」 フランツ・カフカ 

日本語訳としては、各者・各社出版されています。

朝起きてみたら、自分がGになっていたら・・・

別にGと書いてあるわけではなく・・具体的になんという虫かは明記があるわけではなく・・

原語のドイツ語では「Ungeziefer(ウンゲツィーファー)」とされていて「害虫」や「不快な生物」といった意味合いを持ちます。

別に天罰が下ったわけでもなく、誰かに呪をかけられたようでもなく・・変身してしまった主人公、家族に疎まれながら生活は続き、不条理に最後・・・

ホラーなのか哲学なのか・・ギャグなのか・・・

○○文庫の100冊ではありませんが、人生の中で読んでおきたい本だと思います。

 

■「サキ 短編集」 サキ

日本語訳としては、各者・各社出版されています。

イギリスの小説家でO・ヘンリーと並ぶ短編の名手

代表的な短編に「開いた窓」←これの真似したストーリーよく見かけます(問題ないのか)

あっと驚くような意外な結末を持つ構成の緻密な作品が多いです。

 

■「悲しみよこんにちは」フランソワーズ・サガン

朝吹登水子訳 新潮文庫が有名ですが、日本語訳としては、各者・各社出版されています。

サガン、18歳の時の作品。

18歳になるヒロインのセシルとやもめである父のレエモン、その愛人のエルザ・・・

少女は残酷・・未必の故意か??と思ったので、広義のミステリィとしてセレクトしてます。

当時、サガンは昔凄いブームになったんですよねエ・・・

 

■「肉体の悪魔」レーモン・ラディゲ

日本語訳としては、各者・各社出版されています。

原題は『魔に憑かれて』ラディゲが16歳から18歳の時に執筆された作品。

出征中の夫がいる人妻と少年の恋愛悲劇なのか?

これもラストが・・・広義のミステリィとしてセレクトしてます。

漫画家の竹宮恵子さんが、ラディゲの作品が気に入らなっかったから・・と「暖炉」という作品を書いているのですが、

多分これが元ネタでしょう。

 

■「ドリアン・グレイの肖像」 オスカー・ワイルド 

日本語訳としては、各者・各社出版されています。

ワイルドは、「幸福の王子」が有名。子供時代に多くの人が読んでいる事でしょう。

👆

多くの人々に愛され、人々に優しくすることの大切さを教える物語だと思います。

ですが・・この「ドリアン・グレイの肖像」とか作者の人生とか・・・世のお母さん、作品と作者の人格は別物です”(-“”-)”

ホラーなのか・オカルトなのか・因果応報・宗教なのか・・

まずはお読みください。

 

日本離れて、ドイツ・フランス・イギリス・アイルランドでお送りしてみました。

 

茶字は高校の図書館で借りたのですが、今回のご紹介はどれも定番本です。

どれも、書店・図書館で入手は難しくないと思いますし、今回ご紹介のは、映像化・舞台化ありです。

筆者は読書だけですが、興味のある方は検索してみて下さいね。

何らかの「謎」や「不思議」があり、それを解明していく物語全般←解明はされませんでした

 

この後は、シリカゲルの封入に励みます。

ブログの訪問ありがとうございました。

ライブラリアンSCのお勧めの本でした。

それではまた(^^♪

 

 

 

 

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