いのちの電話で全国初、LINE相談導入 茨城、5月から SNS世代の若者をすくい上げる

自殺など命の危機にある人からの相談を受けているボランティア団体「茨城いのちの電話」は、若者からの悩みを聞くため会員制交流サイト(SNS)の無料通信アプリLINE(ライン)での相談を5月から始める。
新型コロナウイルスの感染拡大後、10〜20代の自殺が増えていることを受け、電話よりもSNSの利用頻度が多い世代に対応する。
全国50カ所のいのちの電話では初の取り組みとなる。
事務局は「電話で話すことに抵抗感を持つ若者が、まず相談する入り口をつくりたい」と話している。

 

若者の自殺増
茨城いのちの電話は、例年2万件近い電話相談を受けている。
しかし、混雑のため3%ほどしかつながっていないという。さらに10〜20代の若者世代はSNSを主な通信手段に使うため、電話相談は少なめだ。
団体は「孤独の中で苦しんでいる人の話をもっと聞ければ」「若い人にいのちの電話を知ってほしい」という思いで、ライン相談の立ち上げを決めた。

新型コロナの感染拡大に伴う学校休校やアルバイトの減少などで、交友関係が断たれたりストレスを抱えたりする若者が増加。
昨年夏ごろから、特に若い女性の自殺が増えていることが、新たな取り組みの背景にある。

(中略)

多田博子事務局長は「若者が日常で使うSNSを用意して、こちらから合わせ、変わる必要がある。今まで相談できなかった人をすくい上げていきたい」と強調する。

 

当面は月5回
ラインでの相談は、事務所に専用のパソコン4〜5台を置き、ボランティア相談員が受け付ける。当面は毎週日曜日を中心に月5回、午後4〜8時とする。
相談したい人は、いのちの電話と友達登録を済ませ、相談する。

実際のトークでは、電話と同じく相手の言葉をじっと聞く「傾聴」の姿勢で臨む。電話での対話に比べ、文字を打ち込むSNSの情報量は3分の1ほどとされる。
ラインで相談した上で、電話でもっと話したいという人には電話相談を促す。
多田事務局長は「精神的に心配な人は継続してつなぎ、自殺の緊急性がある場合はできるだけ電話につないでいければ」と見通す。

https://this.kiji.is/757456215485923328 茨城新聞クロスアイから引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。

「いのちの電話」私も何度かお世話になったことがあります。

その頃も繋がりにくかったですが、今はもっと繋がらないんですね。

報道でも、このコロナ禍の中、若者の特に女性の自殺が増えていると聞きます。その度に「いのちの電話」の番号を案内していますが、

混雑のため3%ほどしかつながっていないのでは役割果たせてないですね…。

そのフォローのためにも、LINE相談を受け付けるというのはいい事だと思います。

特に若い世代はSNSが電話より身近ですからね。

LINEについては情報漏洩などの問題もあって、一般企業や自治体でも使うのをやめてしまったという話を聞きますが…

それでもユーザーは多いですからね。私も愛用してますし(汗)

当面は毎週日曜日を中心に月5回、午後4〜8時ですか。早く普通のいのちの電話のように24時間対応して欲しいですね。欲をいえば。

夜に一番不安が強くなる私としては、そうして欲しいと願いますね。

 

 

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