【障害者雇用】<放り出された障害者 大量解雇から1年> (中)再就職支援、有志が奔走

<放り出された障害者 大量解雇から1年> (中)再就職支援、有志が奔走

「失業手当が切れて、冷蔵庫は空っぽ。就職も思ったところには決まらず、追い詰められた気持ち」。昨年七月下旬に閉鎖した名古屋市北区の就労継続支援A型事業所(A型)「パドマ」で働いていた女性(58)が漏らす。脳性まひで脚が不自由な女性の車いすを押しながら、元職員の女性(70)は「問題は終わったと思われているけれど、今の方が生活がずっと厳しい人もいるんです」と付け足した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201810/CK2018101802000207.html

昨日掲載してあった障害者に対する就労支援の締め付けが厳しくなったことによる、路頭に迷う事を余儀なくされた人たちの追跡記事の続きです。

パドマなどの閉鎖は、国の給付金目当ての事業者が増えたとして、国が給付金を障害者の給与に充てないよう指導を強化したのが発端。国は各A型が自力でもうけを出すよう働きかけており、体調などの問題で安定して働きづらい障害者がA型と雇用契約を結びにくいとの声も上がっている。

 元職員の女性は言う。「A型で働きたくてどれだけ無理しても、雇ってもらえない人も出てくる。今回の一斉解雇で、多くの障害者が困ったこと、今も困っている人がいることを忘れられないよう、声を上げ続けるしかない」

給付金目当ての事業者を取り締まるのは当然ですが、それによって路頭に迷った障害者たちへのケアが現状ないまま、ただ締め付けを厳しくするのはどうでしょうか?

生活保護たたきもそうですが、ただ締め付けを厳しくするだけで、本当に必要とされる人へのケアがされていないという現状はどうなんでしょう?

 

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