【障害者雇用】障害者枠での就労も大変なのだ
障害者のオープン就労が簡単という誤解
https://shohgaisha.com/news/not_easy_open_work/
これは大変重要な記事なので紹介させていただきます。
障害者雇用に力を入れる企業は増えておりますが、余分に人員を採用する程ゆとりがある訳ではありません。
企業が一番嫌がるのは折角採用した人が短期間で辞めてしまうことです。
そのため、面接による選考をおざなりには出来ません。面接を通過して採用へ至るには、自己分析・企業研究・その他面接マナーの遵守が求められるとしました。
ここでもう一つ、「客観的な評価」を必要なものとして追加いたします。
自分一人で面接スキルを磨こうとすると、致命的な欠陥が直らないまま不採用を重ねる事になるでしょう。
何処かしら面接シミュレーションの場に参加し、受かる面接が出来ているかどうかを客観的な目線で評価してもらうことも必要になってきます。
途中から面接の話ばかりになりましたが、就活のほとんどは面接で出来ているので自ずとそうした話の展開になります。
障害者枠へのオープン就労であろうとも、面接に必要な準備を疎かにしていては繋げたはずの縁を逃してしまいます。
障害者雇用を甘く見てはいけません。
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。
これは本当だと思います。企業も利益を追求しなければなりませんから、雇用するならできるだけ利益になる人を雇用して障害者枠を満たしたいのです。
そのため、面接や履歴書の書き方などが重要になるのですが、いきなり「障害者枠での就労」をハローワークで探しても、現状ではハローワークでそこまでフォローはしてくれません。
ジョブコーチもせいぜい履歴書の書き方ぐらいしか指導はしてくれないでしょう。
そこで、長期に通所するということは考えなくてもいいので、就労支援事業所に通うのはいい手だと思います。
実際、エナベル水戸駅南では、今現状で障害者の皆さんに履歴書の書き方や、面接の練習などを積極的に行なっており、面接の練習を何度もしている人がいます。
確かに障害者枠での就労は障害者にとって、一般に就労するよりも容易ではありますが、だからといって身だしなみや面接態度などが甘く見てもらえるというわけでもありません。
また、精神障害者の場合は特に「長期に安定して働けるのか?」という事が重要だと思います。
そのため、就労支援施設などに通って「長期に安定して働ける」という練習をして実績を積むのも大事でしょう。
せっかく働きたいと思った気持ちが出てきたのですから、そういった気持ちを萎えさせないように、面接の指導や履歴書の書き方、それから長く働ける生活リズムを作れるよう就労支援施設に通うのは、とても大事な事だと思います。
働きたいという気持ちを、少し見直して「ちゃんと働けるのか?」「ちゃんと面接できるのか?」という部分を客観的に評価してくれる施設を利用するのは、これからの障害者にとってとても大事だと思います。
また、特に精神障害者は民間企業では避けられる傾向がどうしてもあります。
「長期的に安定して働ける」という実績を精神障害者はかなり企業側は見られます。ですから、そういった実績を就労支援施設で積むのはとても大事な事だと思います。