【障害者雇用】障害者にとって配慮してほしい部分

障がい者雇用をする上で最も大事なことは「障がい配慮」~障がい者の「就職・転職活動」に関する意識調査~

希望する障がい配慮は1位「通院への配慮(19.3%)」、2位「就業時間や日数・休憩時間(18.9%)」

がい者雇用支援コンサルティングを行う株式会社スタートライン(本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、当社が運営する障がい者向け求人サイト「MyMylink(マイマイリンク)https://mymylink.jp」に登録されている障がい者を対象に、「就職・転職活動の意識」に関するアンケート調査を行い、274名から有効回答を得ました。
以下に、概要を報告いたします。

調査内容

■調査期間
2019年1月9日(水)~2月8日(金)

■調査目的
障がい者の「就職・転職」に関する意識を把握することで、さらなる雇用の促進と長期雇用の実現につなげるために実施。

■調査手法
当社が運営する障がい者向け求人サイト「MyMylink(マイマイリンク)https://mymylink.jp」に登録されている障がい者を対象にアンケート調査を実施。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000031296.html

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。

これは大変に「よくわかる、そうなんだよなー」という結果でしたので、紹介します。

一位の「通院への配慮(19.3%)」ですが、これは本当にそうなんです。だいたいの障害者は定期的に通院することになっています、そして今はどんな病院でも混みあっていて、終業時間外に予約取るのが難しくなっているんですよね。

特に精神科医や心療内科は社会問題レベルといってもいいぐらいに不足していて、予約時間を都合してもらうどころか、「そもそも予約を取ること自体が厳しい」という状態になっています。

私も、かろうじて主治医は毎月予約とれるようになっていますが、その医院ではもはやこれ以上患者を受け入れられない状態みになっている上に、予約とれていても時間は医院の都合に合わせないとダメな状態です。とてもじゃないですが、就労時間外にとか選んでいる余裕がないのが現状です。

また、これは健常者にも言えることだと思いますが、病院に通院した日は絶対に休日にしてあげるべきだと思います。病院というのはインフルエンザの大流行でもわかるように、いろいろな病気にかかっている人がいるわけで、そこの待合室などは消毒や掃除が行き届いていても空気感染などは避けられないわけです。

ですから、医学や衛生意識が向上している現在になっても、かえってインフルエンザをはじめとして伝染病が大流行を起こす理由の一つに、「病院に行ったまま出社する」というのがあると思います。

そしてウィルスや病原菌を知らず知らずのうちに通勤や社内で媒介することになっているのですから。

「病院に行った日は休む、そして病院から戻ったら手洗いだけでなく風呂やシャワーを浴びて着替える」という事をしないと、はっきりいって予防注射や衛生観念の発達も無意味になると思います。

二位の「就業時間や日数、休憩時間(18.9%)」もよくわかりますね。身体・知的・精神いずれの障害者も、新しい環境に慣れるまでには時間がかかります。そして新しい環境では健常者よりも慣れるまでの時間がかかります。

いきなり健常者と同じように8時間働けといわれても新しい環境に馴染めないまま挫折する人は多いと思います。慣れていけば就労時間が伸びてもだんだん兵器になっていく障害者の数は多いと思いますので、この部分は配慮してもらえると助かりますね……。

というよりも、これって健常者も同じでは?

普通の人なら新しい環境や仕事に慣れるまでは時間がかかりますし、その分無駄に疲労することも多いと思います。健常者でも、慣れるまではゆるやかな時間帯で働いて、慣れていくにつれ普通の時間帯にしていくようにすれば、仕事に挫折したり、定着率が少なくなったり、精神を病む人は減るのではないでしょうか?

きちんと長く働けるように配慮した方が、結果的に企業のためになるというのは健常者相手でも障害者相手でも同じではないでしょうか?

無意味に拘束時間をいきなり長くとるというのは、ただの仕事への定着率や生産性を下げているだけだと思います。人手不足の時代になっていきますし、終身雇用が幻想となっている今、「職場に慣れるまで拘束時間を配慮していく」というのは、障害者にはもちろん、健常者にとっても必要な時代なのではないでしょうか?

 

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