【障害者雇用】株式から見る障害者雇用ビジネスの伸長

【特集】 “一億総活躍”へ、「障害者雇用支援ビジネス」で浮上するのはこの株 <株探トップ特集>

―水増し問題に揺れた省庁向けや民間企業向けで商機、欧米にキャッチアップ図る日本―

 昨夏以降、中央省庁や地方自治体などで、障害者雇用の水増し問題が相次いで発覚した。昨年8月末の時点で中央省庁での水増しは内閣府や総務省、国土交通省など全体の約8割に当たる27の機関で発覚し、雇用率は公表していた2.49%から1.19%に減少した。

 これを受けて、株式市場では障害者雇用に関連する銘柄に注目が集まったが、現在では時間の経過とともに関心はやや薄まっている。ただ、民間企業の障害者雇用は拡大を続けており、今後もこの傾向は続く見通し。中央省庁・自治体も今回の問題発覚を受けて雇用拡大に動き始めており、関連銘柄のビジネスチャンスは拡大しよう。

https://s.kabutan.jp/news/n201903070874/

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。

障害者雇用について、善意とか正義とか知ったことではない、株式市場から見てみるというのも面白い視点ではないでしょうか?

純粋に経済面から見てみるのは大事だと思います。

実は、現在「障害者雇用ビジネス」は株式市場では注目されている銘柄の一つとなっており、これから官公庁も民間も障害者雇用に乗り出す時代になっているため、さまざまな障害者雇用ビジネスが著しい伸長を見せているのです。

障害者雇用関連の代表格でもあるLITALICO <6187> は、障害者就労支援サービスとして「LITALICOワークス」を18年12月末時点で72拠点展開。19年3月期第3四半期累計決算では同事業は前年同期比17%増と高い伸びをみせた。会社側では19年3月期通期営業利益8億1600万円を見込むが、第3四半期累計営業利益は9億3700万円と通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

 また同社は、新規事業開発にも積極的であり、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」や発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」なども展開。今年2月には障害福祉分野に特化した就職・転職活動を支援する新事業「LITALICOキャリア」サービスを開始したことも注目される。

 ウェルビー <6556> [東証M]も同様に代表格的銘柄だ。同社は、就労希望障害者への職業訓練や求職活動支援、職場定着支援を行う就労移行支援事業として、就労移行支援事業所65センター、就労定着支援事業所44センターを展開(18年12月末時点)。業界でもいち早く就労定着支援に取り組んでおり、これが奏功して19年3月期第3四半期累計決算で同事業は前年同期比24%増と高い伸びをみせた。

 会社側では19年3月期通期営業利益を12億9500万円(前期比28%増)と予想しているが、第3四半期累計時点で進捗率は92%に達している。追加出店に伴うコスト増を見込んでいるとしているが、上振れ期待は強い。

 エスプール <2471> [東証2]は、障害者の就職支援のほかに、障害者専用の企業向け貸し農園の運営などを手掛けているのが特徴だ。障害者雇用を希望する企業に農園の区画を貸し出し、設備販売と障害者紹介などによる売り上げや管理収入を得る事業で、企業は障害者を直接雇用することで法定雇用率の達成を図ることができる。

 また、知的・精神障害者の雇用支援を得意としていることも強みとされている。同社の障害者雇用支援サービスは、18年11月期までに売上高が4年で5.4 倍になったが、今期も前期比27%増を計画。19年11月期営業利益12億6000万円(同28%増)を見込んでいる。

経済的側面から見ても、現在は障害者雇用ビジネスはホットな市場であり、これから伸びる事を期待されている銘柄になっています。

あまりにも身も蓋もなさすぎる視点ですが、こういったことで障害者雇用が動き出しているということは当事者や家族にとっては明るい側面だと思います。

障害者たちが働きだすにはいい時代になってきているのは間違いなく、あとはいかにこういった障害者雇用の支援を上手に活用していくかが重要になってくると思います。

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