【障害者雇用】国家公務員採用面接に殺到

障害者採用面接で省庁混乱 国家公務員試験、予約できず

障害者雇用水増し問題を受け、政府が初めて実施した障害者向け国家公務員試験で、2月末から始まった各省庁の採用面接に受験者から不満が相次いでいる。予約が殺到して初日に受け付けを中止する省庁が出るなど一部で混乱。「申し込み方法に障害への配慮が足りない」との声も多い。

 1次の筆記試験通過者は2月22日午前10時に発表され、同時に27日からの面接への予約がスタート。だが午前中には枠が埋まるなど、複数の省庁が早々に締め切った。

 日本盲人職能開発センターの事務局次長は「視覚障害者は1次の合否確認や面接試験の要項読み込みなど、全てに時間がかかる。先着順は不利だ」と話す。

http://news.livedoor.com/article/detail/16110694/

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。

障害者相手に「先着順はないでしょー」というツッコミ待ち案件ですよねこれ。

視覚障碍者だけでなく、いろいろな身体・知的・精神障害者がいるわけで、それを先着順にするとか、本当に官公庁は障害者雇用に真面目に取り組んでいるのか? と疑問符がつくわけです。

少し考えれば、「先着順」とか障害者雇用でやったりはしないでしょう?

どうもありがちな偏見として「障害者は補助金でも与えておけばいい」と考えがあるような気がしてなりません。国家公務員採用に殺到したように、仕事が欲しい、働きたい、自分で自由になるお金が欲しい障害者は想像以上にたくさんいるわけです。

そういった熱意をうまくいくようにまず、国が率先して障害者雇用を盛り上げていってほしいですね。

これから日本は、少子高齢化で人手不足が進み、障害者も高齢者もうまく働いてもらうようにしないとならない時代がきます。

そして、障害者や高齢者をうまくマッチングさせて働かせることができる社会というのは健常者にとっても住みやすい社会になる筈です。

障害者雇用というのは、健常者にとっても働きやすい環境を整えるためのモデルケースになっていくと思います。

「法定雇用率があるから仕方なく働かせる」のではなく「障害者にとって働きやすい環境は健常者にとっても働きやすい環境になる」という前向きな考えで携わってもらいたいなと思うのでした。

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