【障害者雇用】コープこうべ、障害者の就労機会創出 商品の仕分けや受け渡し委託 明石でスタート
生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)は、障害者の就労訓練の機会を広げるため、宅配商品の仕分けや受け渡しを福祉事業所の利用者に担ってもらう取り組みを始めた。事業所を運営する社会福祉法人明桜会(明石市)と協力し、コープ大久保(同)で週1回実施。今後、別の事業所にも取り組みを広げる。
同組合によると、事業所では新型コロナウイルス禍の影響で、対人接触を伴う就労訓練の場が減少。コープ大久保で定期的に手作り品を出店する縁で、宅配商品受け渡しの場「めーむひろば」の作業を担ってもらうことにした。
ひろばの開催を週1日から2日に増やし、うち1日の作業を委託。作業日のひろばの供給高(売上高)から2%を作業支援費として同組合から同法人に支払い、利用者の工賃に充てる。同法人の就労移行支援事業所「こねくと」の利用者と職員計4人が作業に当たる。
20日には10~20代の男性利用者3人が、搬入された23人分の商品を保管する温度別の箱に仕分けた。受け渡しの時間になると、てきぱきと箱から商品を取り出し、組合員に手渡して「ありがとうございます」と明るく送り出していた。
作業に当たった松尾祐希さん(29)は「雰囲気に緊張したけど、『ありがとう』と言ってもらえてうれしい」と話した。事業所管理者の山崎正幸さん(62)は「お客さまと対面で接する機会は貴重。他の事業所にも呼びかけ、市内で広げていきたい」。コープ側も他地域に取り組みを広げるという。(広岡磨璃)
https://nordot.app/922643929951223808?c=110564226228225532:神戸新聞より引用
こんにちは、エナベルで就労移行支援を利用しているAです。
大手企業のコープがこのような取り組みを始めたのは心強いですね。
『ありがとう』は魔法の言葉。
どのような状況や場所においてもついつい『すみません』と発してしまう言葉を
『ありがとう』に変えてみた方が肯定的な言葉は自己肯定感が高まる+沢山の笑顔で溢れますからね。
全国に広がれば障害者の雇用先の大きな一歩になるでしょう。