【障害者雇用】「ハードルは通勤」テレワークで障害者雇用の拡大を 支援学校で仕事体験会
障害のある人が職業を選択する際の幅を広げてもらおうと、福島県いわき市の支援学校で23日、オンラインでのテレワーク体験会が開かれました。
いわき市の平支援学校で、オンラインによる仕事体験会が開かれました。これは神奈川県に本社を置くスタッフサービス・クラウドワークが、自宅などで仕事ができるテレワークを体験することで、職業選択の幅を広げてもらおうと開催したものです。
障害者の雇用について国は、民間企業の労働者に対する障がい者の雇用の割合を2.3パーセント以上にするよう法律で義務づけていますが、去年12月に公表された厚労省のデータでは、全国の実際の雇用率が2.2パーセントにとどまり、福島県内では更に低い2.14パーセントとなっています。
障害者の就労では通勤が大きなハードルとなっていて、テレワークはこうした問題の解決に繋がると期待されています。生徒たちは、オンラインでのやりとりに少し戸惑いながらも、資料作りに取り組んでいました。
参加した生徒「はじめは緊張したんですけど、慣れてくれば。リラックスしてできました」
スタッフサービス・クラウドワーク 鍋内和博さん
「通勤に力を使っていた部分が、在宅で仕事することによって、本来の力を100%発揮できると思いますので、そういった働き方もあるんだよという形で担っていただければと思います」
今回の体験会を開催した会社は「テレワークであれば、障害のある人とない人の差もこれまで以上に埋まるのでは」と話しています。
引用元:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/77876?display=1
こんにちは、エナベルで就労移行支援を利用しているAです。
新型コロナウイルス感染症の流行による社会的影響により世界中でオンライン化が進み、これから益々パソコンの必要性は高まってきます。
今の子どもたちは、障害者の有無にも関わらず、幼いころからインターネットにつながるのが当たり前の時代で、スマホやタブレットなどの情報機器は早くから使いこなしているにもかかわらず、日本の子どもたちはパソコンの使用率は低く、日本だけがデジタル化の潮流に逆行しているそうです。
どの子の将来にも必要な『情報を集める力・自分で考える力・表現する力・伝える力』につなげていくことが、今後重要視されていくと考えられる体験ができ、働ける選択肢が増えるのはいいことだと思います。
やはり無理なく楽しんで学べる環境も大切ですね。