【障害者福祉】福祉施設の「心理的安全性」は社会復帰に影響を及ぼす【障害者雇用】

どうも、就労移行支援を受けているMです。

エナベルとデイケアを約半年?くらい行き来していて気付いたことですが

仕事に対する認識モチベーションがかなり違うと感じています。

「心理的安全性」とは何か? チームや職場へのメリットを紹介

「心理的安全性」とは、他者からの反応に怯えたり、羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出すことができる状態を意味する。

2015年に米グーグル社が、「心理的安全性は成功するチームの構築に最も重要なものである」と発表したことで注目を集め、以降は心理的安全性に多くの企業が関心を寄せている。

今回はその効果や、チームや職場で心理的安全性を高める方法について紹介する。

「心理的安全性」がチームにもたらす3つのメリット

【1】チームメンバーのパフォーマンス向上

心理的安全性が高くなると、チームのメンバーにフロー状態が生じる。

フロー状態とは、心理学で夢中になる、のめり込んでいるといった精神状態を意味する。

メンバー全員が安心しながら集中して仕事に取り組めるため、業務の生産性も高くなるという。

また、何かにのめり込むとドーパミンの分泌量が増え、仕事へのストレスも緩和される。

【2】イノベーションや改善の推進

チームに心理的安全性があることで、マネジメント層でなくても各自が、現状をより良くしていこうという前向きなマインドに変化していく。

新しい物事や困難なことに立ち向かいやすくなるため、イノベーションや改善が生まれやすい組織が出来上がるという。

一方、心理的安全性が低い組織は、「面倒がられるだけ」、「理解してもらえないから言っても無駄」といった状態に個々が陥りやすい。

【3】質の高い「エンプロイー・エクスペリエンス」の提供

「エンプロイー・エクスペリエンス」は、メンバーが仕事を通して得られる体験を指す。

例えば、入社してから体験する社内制度やルール、退所までに経験する様々な出来事など。

心理的安全性が高ければ、メンバーがどのような体験によってモチベーションが上がるかマネジメント層や周囲のメンバーが考える傾向にある。

その結果、一人ひとりにとって仕事の原動力になるような最適な経験を提供しやすくなる。

「心理的安全性」が低いと起こる4つの行動特徴とは?

【1】無知だと思われる不安

業務で知らないことや不明点を聞く際、「こんなことも知らないのか」と思われないか不安になり、上司や同僚に必要な質問ができなくなってしまう。

相談することが不安になり、従業員同士のコミュニケーションも自ずと減少していく。

【2】無能だと思われる不安

業務で失敗した際、「こんなこともできないのか」と思われないか不安になり、ミスを報告しなかったり、自分の失敗を認めなかったりするようになる。

【3】邪魔をしていると思われる不安

ミーティング時に、自分の発言で議論が長引いたり本題から外れたりした際、上司や同僚から「いつも議論の邪魔をしてくる」と思われないか不安に駆られてしまう。

自分から提案や発言をしなくなっていくため、新たなアイデアやイノベーションも生まれにくくなる。

【4】ネガティブだと思われる不安

現状の改善について提案しようと思った際、「いつも他人の意見を否定する」と思われないか不安になってしまう。

上司や同僚に否定的に捉えられる可能性があると、発言をためらったり、本当に重要な指摘をしなくなったりする。

やがて常に自分を隠して仕事をするようになる。

【引用元】https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=2122【HR PRO】

 

私自身、一番恐れているのは「誤解」です。

相手主観の誤解で何度か嫌な思いしたことあるのですが、誤解されたまま放置されるとめちゃくちゃその環境が不安になってしまうんですよね(;’∀’)

デイケアの場合はうまいことそこをカバーしてくれるので助かってますが(´Д`)

また、もともと働いている人が多い為か職場のリアルな話がいつでも飛び交っているので、仕事に対してリアリティが持てるので、現実的にハードルが下がる気持ちになります。

その為、自分がどんな職場が合うか、就活の大きな指針にも繋がりやすいです。

福祉施設が引用記事にある心理的安全性が低い場所だと、利用者の社会復帰は難しいのでは…?と思ってしまいますね(;´∀`)

どうしても社会経験したことない人が多くなるのも仕方ないですが、仕事に関して生々しいリアルな話がまるっきり無いとなると怪しく感じてしまいますね(笑)

あまりにリアルさがないと障害を盾に自己中に振る舞うことが正しいと間違った認識を持たれてしまうのでは?と個人的には恐れています。

あくまで私の認識ですが。

福祉施設でも企業OG・OBを招いて働くことについて、リアルな話を聞ける環境であってほしいなぁと思っています(´_ゝ`)

発展途上にある福祉施設はすぐに変えることは難しいと思いますが、上記記事を参考に色々と取り組んでほしいと思っています。

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