【障害者福祉】ノーマライゼーション社会の実現【障害者雇用】
どうも、就労移行支援を受けているMです。
以前、利用者Aさんの福祉関連の記事で「インクルーシブ」という言葉が出てきたことは覚えていますでしょうか?
インクルーシブとは障害、国籍、男女に壁が無い、すなわち「多様性」を意味しています。
コロナ禍により社会システムが変わっていく中で一人一人時代に追い付いていかなければ、いずれ社会的にも置き去りにされてしまうわけですよね(´・ω・`)
そういった厳しい社会を生きていく為には自治体の制度や会社の制度、個人個人の魅力を知っておく必要があります。
ノーマライゼーション社会の実現 ~すべての人が、自立し、自律でき、矜持をもつことのできる社会を目指して~
「ひとはみな障害を持って生きていく」
「ひとはみな障害を持って生きていく。その障害が、生まれたときからすでに発生しているのか、その後の交通事故・病気等で発生するのか、年老いるとともに発生するのかの違いだ。」
しかし、障害が自分のみに発生したとき、今の社会は障害を抱えた人が抱えていても十分に生きていけるのだろうか?
これが、私の考え方の根底にあるものである。
(中略)
社会に出て、働き、収入を得て、生活をする。
このありふれたことを障害の有無にかかわらずすべての人が実現できる社会こそがあるべき社会ではないかと思っている。
では、このことを実現するためには一体何が必要なのだろうか?
そう考えたときに出会ったのが、「ノーマライゼーション」の理念である。
◆日本型ノーマライゼーション:「この子らを世の光に」
日本にも、日本型ノーマライゼーションといわれる考え方がある。
それが、近江学園を創設し、知的障害者の福祉に生涯を捧げた糸賀一雄氏が唱えた「この子らを世の光に」である。
とてもすばらしい考え方なのでこの場でぜひ紹介させていただきたい。
「この子らはどんなに重い障害を持っていても、だれととりかえることもできない個性的な自己実現をしているものなのである。人間と生まれて、その人なりの人間となっていくのである。その自己実現こそが創造であり、生産である。私たちのねがいは、重症の障害を持った子供達も立派な生産者であるということを、認めあえる社会をつくろうということである。『この子らに世の光を』あててやろうというあわれみの政策を求めているのではなく、この子らが自らが輝く存在そのものであるから、いよいよみがきをかけて輝かそうというのである。『この子らを世の光に』である」
ノーマライゼーションを実現するには
この考えをどのように実現するのかであるが、私は、福祉の考え方を転換することが必要であると考える。
それは、“してあげる・守ってあげる”⇒“する(自立・自律)ことへの支援”に転換することである。
どんどん地域に出て行く、社会に出て行く支援をすることを福祉の基本におくべきと考える。
“する(自立・自律)ことへの支援”を基本において、ノーマライゼーション社会を実現するには以下の要素が必要であると考える。
- 障害者が力をつけ、力を発揮する支援(エンパワメント・セルフヘルプ)
- 社会参加を妨げるさまざまなバリアの除去(バリアフリー)
- 誰もが使える、参加できる形の形成(ユニバーサルデザイン)
【引用元】https://www.mskj.or.jp/report/1017.html【松下政経塾】
利用者Aさんの記事を深掘りする形となりますが
この間のサビ管さんと計画相談員さんの話し合いでも「結局は世の中、些細なことでも挑戦と失敗の繰り返し」と話していました。
それがあるから人って成長できるわけです(*^^*)
デイケアの方々が一番嫌う人の特徴が「現状に留まりたいだけの人」なのもよく分かるなぁと実感しています。
結局成長したくないから今のポジションにいるんだよね?というのがデイケアの方々の見解です。
めっちゃ厳しいけど、これが現実(´・ω・`)
「今のままではイヤ!」そんな想いから私は小さなことでも挑戦と失敗を数多く繰り返してきました。
なので、仕事でも恋愛でも気になる人に果敢にぶつかる勇気を持てばダメでも何でも自分の成長になると思っています(笑)
現状に留まりたいだけの人はそのまま見放せば済むだけなので、最低限のやり取りならストレス無いと感じています。
何度も書いていますが、結局自分自身はどうしたいのか?
そこに成長が在るか無いかが問われる時代だと私は思っています。