【障害者】障害者アートビジネス 作品を管理して商品や広告に活用 福岡の企業
障害者の描いたアート作品のデータを一括管理し、企業の商品や広告に活用してもらう-。
そんなユニークなサービスに福岡市のベンチャー企業が乗り出した。
既に約4千点の絵画作品などを管理しており、企業が記念品のデザインなどに採用する例も出ている。
今後は全国の障害者福祉施設と連携し、利用者の収入アップや生きがいづくりにもつなげたい考えだ。
福祉施設の商品開発などを手掛ける企業「ふくしごと」が今夏、福岡市の「工房まる」「JOY倶楽部(くらぶ)」など4施設とパートナー契約を締結し、作品をスキャンしてデータベース化。作品利用に関心のある企業に、デザイナーが聞き取りをして利用方法などを提示し、企業は施設を通じて作者に利用料を支払う。
サービスは、埋もれている「日々の芸術」を生かすという意味から「ヒビゲイ」と名付けた。
これまでに、大阪市の不動産管理会社が、マンション入居者に贈るタオルやスリッパなどのデザインで活用した。
作品の利用が企業の社会的イメージの向上につながる可能性もあり、今後は店舗の内外装やトラックの荷台、建設現場の仮囲いなどでの活用を提案する。
作品数をさらに増やすため、関東や東北の11施設とも契約に向けて協議している。
障害者による絵画やイラストは、大半の福祉施設が企業に活用してもらうための態勢を整えておらず、製品化しても販売に苦労するケースが少なくない。
ふくしごと取締役でデザイナーの先崎哲進さん(42)は「創造性豊かな作品に触れる機会が増えれば、障害者への理解はもっと深まる。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/640540/ 西日本新聞より引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。
障害者の施設などで障害者がアート活動をしている所があります。茨城県内にも結構ありますね。
福岡ではそのアート作品を企業の商品や広告に活用してもらう会社が。
利用者の収入アップや生きがいにもつなげたいという考え…確かに自分の作品が商品化されたら嬉しいし、生きがいになりますね。
絵を描いてきてよかった…って気になりますよ。少なくても私だったらそうだなあと思います。
作品数を増やすため、関東や東北の施設とも契約してるとか。有難い話ですー。
つくばの美術館で障害者によるアート展を見てきたことがありましたが、アート展だけで終わってるんですよね。
その先のアート作品の使い道は特に案内もなかったので、アート作品として終わるだけなんでしょうね。
「創造性豊かな作品に触れる機会が増えれば、障害者への理解はもっと深まる…と、取締役さんがおっしゃってるように、
障害者への理解のためにも、商品化や企業の広告に活用してもらえれば、色々な人に見てもらえる機会も多くなるし、win-winだと思うんですけどね。
なかなかこういう企業がないから難しいんですかね…。
もっとこういう企業が増えて、障害者のアート作品が世に出回るといいなと思います。