【障害者】よく使っているのに知らない言葉…パラリンピックの「パラ」ってどんな意味?
答え:最初は「Paraplegic(両下肢に障害のある)」、今では「Parallel(平行の・同様な)」
障害者のスポーツの祭典「パラリンピック」は、日本人選手の活躍もあり、その知名度も高い。「パラリンピック」という名称も「オリンピック」同様、ごく普通に受け入れられている。
「パラリンピック」は「パラ」と「リンピック」を合成した言葉だ。「リンピック」は「オリンピック」の「リンピック」だということは知られているが、では、「パラ」とは何か?
国際パラリンピック委員会のホームページに、「パラリンピックの歴史」が書かれている。それによると、「パラリンピック」は車いす競技の大会としてスタートしており、一部で「対麻痺者(両下肢に障害がある人)のオリンピック(Paraplegic Olympic)」と呼ばれていたということである。1985年に国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得て、正式に「パラリンピック」を名乗ることとなった。この時になると、さまざまな障害を持つ人が参加していることもあり、「Paraplegic Olympic」ではそぐわないということから、「Parallel」+「Olympic」と解釈することになったということである。
つまり、「パラリンピック」の「パラ」は、平行(あるいは同様な)を意味する「パラレル」なのである。
【現代ビジネス https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86563 より引用】
エナベル水戸駅南で就労移行支援を受けているKです。
今日(8月24日)、パラリンピックが開幕ということで、パラリンピックの「パラ」の意味について調べてみました。
最初は車いす競技の大会だったので「Paraplegic(両下肢に障害のある)」という意味でしたが、さまざまな障害の人が参加するようになったことで「Parallel(平行の・同様な)」と解釈するようになったそうです。
「Parallel(平行の・同様な)」というと、グループワークでもよく出てくる「パラレルワールド(平行世界)」を連想してしまいます。
ある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界。障害を持っている人の世界も持ってない人の世界は別(というか個人個人が別の世界を生きている)ですが、つながっているのかもしれませんね。
コロナの緊急事態宣言下で行われるのはちょっと不安ですが、選手の方々も体に気を付けて競技でベストを尽くせるといいなと思います。