【自分らしさ研究】「鯉」から地元の良さに気付いた人の話【ジモコロ】
どうも、就労移行支援を受けているMです。
皆さんが住んでいる地元の良さって何だと思いますか?(‘Д’)
実は何も考えずに暮らしていると「良さ」って、なかなか気づきにくい(´・ω・`)
鯉を食べたら、地元の暮らしが最高ってことに気がついた
こんにちは、長野県長野市在住のライターのナカノです。
昨年のはじめに出産をしてから、これまでの暮らしがガラッと変わりました。
子供中心の生活になったのももちろん、常に動き続ける1歳児のパワフルさに体力を削られ、ヘトヘトなこの1年。
あ〜! 鯉を食べて精をつけたい〜!!
ということで、長野県佐久(さく)市にやってきました。
(中略)
柿次郎:「(やけに説明口調だな)いやいや、冒頭から意味不明でしょ。精をつけたいから鯉を食べる? だから佐久市に来た? そもそも鯉って食べるものじゃなくない?」
ナカノ:「そんなことないですよ!私が生まれ育ったここ佐久市は、鯉を食べる文化のある街なんです。佐久市民にとって、鯉は冠婚葬祭で食卓に並ぶおめでたい魚なんですから」
(中略)
「鯉の産地は日本にいくつかありますが、佐久市のブランド鯉『佐久鯉』は全国随一のおいしさなんです。東京の割烹に卸したり、お偉い政治家の方がお忍びで食べに来るほど! 栄養価も高く滋養強壮にもよいと言われ、妊婦や産後のお母さんなど、精をつけたい人にはぴったりの食材なのです!」
柿次郎:「ふーん」
ナカノ:「疑問どころか関心なくしてるじゃないですか。しょうがないなぁ、これから佐久鯉発祥と言われているお宿に鯉の歴史を取材するので、一緒に鯉料理を食べながら話を聞きましょう!」
今回お話を伺うのは、佐久鯉発祥の宿として知られ、現在も鯉料理の提供を行う「佐久ホテル」の19代当主・篠澤昭剛(ささざわ あきたけ)さんです。
なぜ佐久は鯉の街になったのか
篠澤さん:「鯉の産地は全国にいくつかあるのですが、お殿様や皇室に献上していたという文化は、佐久にしかなかったようですね。数年前まで、鯉の生産量も佐久市が日本一でしたし(※現在は茨城県霞ヶ浦)、おそらく人口あたりの鯉の消費量は、今も佐久市が全国一位だったはず」
柿次郎:「なるほど。品質がよいからこそ、昔から多くの人に愛されていたと」
篠澤さん:「佐久鯉は、千曲川の清流の素晴らしい水質で育ってきましたからね。養殖する環境も他とは違うんですよ」
(中略)「また、千曲川流域は水温が低いため、出荷する大きさに育つまでに時間がかかるんです。ほかの鯉が1年かかるところ、佐久鯉は2年から3年ほどと言われています」
ナカノ:「他の地域の鯉の倍以上かかるんですね。食べるまでの道のりが遠いなぁ……」
篠澤さん:「佐久鯉は他の産地の10倍の値がつくこともあるそうですよ。最近は佐久鯉でかまぼこをつくったり、鯉のひれ酒をつくったりと、様々な商品が生み出されています」
柿次郎:「そんなに商品展開を! まだまだ佐久鯉はビジネスチャンスがありそうだなぁ」
ナカノ:「そういえば、数年前に地元の高校生が和食コンテストで鯉料理をつくって優勝したというニュースも見ましたね! 佐久鯉が若い人に届いている感覚はありますか?」
篠澤さん:「以前よりも、食べに来てくれる人は多くなったかもしれませんね。先日もテレビで取り上げられたものを観て、うま煮を食べに山梨から20代くらいの方々が大勢で来てくださいましたよ」
柿次郎:「先ほどから当たり前のように聞いていましたが、『佐久鯉』って名称は佐久で育った鯉につけられるものなんですか?」
篠澤さん:「そうですね。実は、歴史の中で純粋な佐久生まれの鯉はいなくなってしまったそうなんですが、いろいろな県の鯉を持ってきて、佐久で育て、地元に定着させていったと聞いています」
ナカノ:「そうだったんだ!」
【引用元】https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/nakano14【ジモコロ】
今回は「故郷の名物」について記事を持ってきました。
魚…鯉…どこぞの猫さんが飛んできそうな話ですね(ΦωΦ)
私は水戸生まれ水戸育ちですが、専門学生の時の課題で茨城について触れるまでは郷土史や地元の名物について関心がありませんでした(笑)
社会人になってから、学生の頃に触れた地元の魅力が忘れられなくて「自分ならこうするだろう」ということを考えていき、地元に関心を寄せていきました。
それが創作活動として現れているんですよね(´ρ`)
創作活動を通じて、地元の歴史や名産について調べていくうちにこの魅力をどうにかして色々な人に伝えられないか?地元の魅力を深掘りできる仕事がないか?
そういったことを常に模索しています。
今後もボランティア活動や飲み会を通じて、地元の伝統を守り、魅力を地元民にも県外にもアピールできたら良いなぁと思っています(*‘∀‘)