【発達障害】過集中とそれを抑止する方法
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。
私は、まだ発達障害という言葉がほぼ知られていなかった時代に、モロに多動性だったり注意欠陥だったり対人関係の距離の取れなさに悩まされてきた世代なので、今にして思えば完全に大人の発達障害だったと思います。
一人暮らししていた頃は完全にゴミ屋敷で暮らしていましたね!
掃除とかも全然ダメなタイプでした。
そして、対人関係の壁や生きづらさに耐えかねでアルコール依存とうつを患うようになってしまったわけなんですが。
そんな私の良くもあり悪くもありという事に『過集中』というのが挙げられます。
これは幸い私はライターという仕事につけたので良い方向に働いていますけど、とにかく集中力は物凄いタイプでした。
とにかく締め切りとか破った事ないんですよね、徹夜とかもしたことありません。
だいたい、全部の仕事について、書くべき量を一日で一気に片付けてしまうタイプのライターでした。考えずに勢いだけで、一気呵成に書いてしまうんですね。
小説を書いていた時は、一章分だいたい数万文字を一気に書いて半日ぐらい、コーヒー飲む以外の事を一切せずに書き上げていきました。
とにかく、今の言葉でいうなら完全に過集中のタイプですね。
ですから、書き終わったあとは全身がテンションで震えるほどこわばっていて、カフェインの摂取しすぎで、疲れていても眠くならないし、ほとんど動けなくなるほどになっていたものです。
そのために緊張感を解くには大量に酒を飲んでリラックスして、無理やりカフェインの作用をつぶしながら寝ていました。
ですから、仕事が終わったら打ち上げとか関係なく、とりあえず酒をがぶ飲みして眠らないとまともに動けないぐらい集中してしまうタイプなんですね。
まあ、それは現在にも繋がっていて、このサイトの更新スピードを見てもらえればわかると思います。だいたい午前中の2時間で5記事書いてしまいます。
とはいえ、昔ほど過剰に集中しておかしくならないようにはなっています。
そのために、どうしているかというと、これがエナベル水戸駅南のペースなんですね。
30分ごとに3分の休憩、1時間ごとに10分の休憩をします。
それから、完全にノルマを決めて、それ以上の事はしないと決めています。
800-1000文字程度の記事を、書いたら一休み、そしてだいたい午前に5記事、午後に1-2記事書く以上のことはしません。
逆にこれだけのノルマは月-金の出社している日はこなすようにしています。
自分で決めたノルマはノルマでやったら仕事終わりにしますし、ノルマはこなすようにします。
逆にノルマを達成しないと、それはそれで落ち込んでしまったり、逆に翌日に回復しようとして無理をしようとしたりしてしまいますからね。
それからコーヒーも過剰に摂取するのはヤメています。
昔はコーヒーを際限なく飲んでいて一日2-3リットル飲んでいたり、カフェインの錠剤とか飲んでいましたので、完全にカフェイン中毒でもありました。
今は無糖でのどを潤す程度に飲むだけにしていますし、別に「カフェインでハイになって書こう」という感じではなく、「朝の目覚まし」だけにしています。
とりあえず、「自分ができると思っている量」の半分ぐらいを設定して、それをノルマにして継続する事をしていきたいと思います。
はっきり言いますが「自分で思っている量」は絶対に過剰ノルマになります。
人間は知らず知らず自分を多く見積もっていますから。
その半分ぐらいを自分のノルマにして、そのノルマは絶対に守ることを心がけるのがいいと思います。
過集中は悪いとは言いません、ただ、それを上手く毎日続けられるようにするペースを作る事が過集中を避ける方法だと思います。
そしてノルマ以上のことはしない。
むしろ大事なのはそれのペースを続けることですね、むしろ過集中してしまう人はこれが苦手です。
ノルマは自分が思っている半分ぐらいを設定する。
それを継続する事は絶対にやめない。
そうして継続していくうちに自信がついてきますので、結果的にプレッシャーに負けなくなっていくと思います。
逆に言うと過集中って「プレッシャーに弱いので、早めに終わらせたい」と思う所から始まってしまうことですからね。
過集中をやめるのではなく、集中するペースを作る。
たぶん、過集中の一番いい治療法はこれだと思います。