【発達障害】発達障害にとって苦手な仕事
このコラムが、まさに発達障害というだけでなく、ニートや無職などで長く社会復帰ができなくなっている人にとってあるある、で「社会復帰するためのヒント」になりそうだったので紹介させていただきます。
発達障害の私がアルバイトをしない理由
・発達障害者の苦手とするアルバイトには、「マルチタスクが多い」、「不測の事態や臨機応変を要求される場面が多い」、「手先の器用さが求められる」、「ぶっつけ本番の仕事」、「接客がメイン」、「業務内容や方法の変化が激しい」、「スピード・効率性を要求される仕事」などが考えられます。
・ただし、得意・不得意もその人や発達障害の種類によって異なります。
・良いアルバイト先としては、「メモを取らせてくれる」、「質問にちゃんと答えてくれる」、「できないこと、練習しておきたいことをハッキリと言える」、「困った時にフォローしてくれるスタッフがいる」、「人格を否定するような注意をしない」、などの条件が良いと思います。
発達障害者の多くは、アルバイトでの失敗経験で自信を失っていると思います。しかし私から見れば、それは大変すごいことなのです。私はアルバイトを探してみても、「これは無理そうだから却下」、とあれこれ理由をつけて行動に移せていません。なので、むしろ「たくさんのアルバイトでたくさん失敗した」方は、誇りに思っていいのです。その経験と失敗こそ、あなたや私、他の当事者様にとって「働くこと」を考えるうえで参考になる「財産」なのですから。
https://shohgaisha.com/news/no_working/
「マルチタスクが多い」
「不測の事態や臨機応変を要求される場面が多い」
「手先の器用さが求められる」
「ぶっつけ本番の仕事」
「接客がメイン」
「業務内容や方法の変化が激しい」
「スピード・効率性を要求される仕事」
この部分はニートや無職など、長い間就労から離れていた人にとってもあるあるだと思います。
実際、私もこうした仕事に就こうとして失敗してきたわけです。
しかし、ハローワークとかにいくと、精神障害者だし長い間就労していなかったと伝えていても、こういう仕事を紹介されたりするんですよね。
さらにいうと、地方にはこういう仕事しかみつからなくなったりします。
しかし、探せばじっくりと取り組んだりする仕事や就労支援を目的にした施設なども見つかります。
とりあえず、発達障害の人はもちろんのこと「俺ニートや引きこもりから長いんだけどバイトぐらいはしないとそろそろやばいな……」と考えた人は、上記の仕事は避けた方が無難です。
一度、仕事やバイトに失敗すると「やっぱり俺はダメなんだ……」、「やっぱり社会復帰なんて無理なんだ……」と自信を失ってしまい、ますます引きこもってしまいがちです。
それだったら、時間をかけてじっくり仕事を探した方がいいです。
ニートや引きこもりによくある失敗は「慌てて仕事に就こうとして向いていない職場に入って失敗して自信を失う」です。
そうなるよりも、就労まで時間がかかってもいいから、じっくりと仕事や就労支援などを探す方がいいと思います。
「そろそろ仕事しないとヤバイな」という危機感はとても大事にした方がいい感情なので、それを守って維持していく気持ちを大切にしましょう。