【発達障害】偏食・味や 臭いに敏感
どのような特性?
発達障害のある人の中には、嗅覚・味覚に過敏性や鈍麻のあるケースがあります。
嗅覚過敏は、特定の臭いが苦手で、そこに近づくこともできなくなります。
味覚過敏は、普通の「好き嫌い」とは違い、口の中の感覚が過敏であるため、特定の食べ物を口に入れることもできないこともあります。
食べ物によっては、味覚だけでなく、食感に過敏性のある人がいて、パサパサ・ドロドロしたものなど特定の食感が苦手な人もいます。
逆に、嗅覚・味覚が鈍麻なために、特定の味や、臭い、極端に刺激の強いものを好む場合もあります。
※嗅覚・味覚の過敏性はASD(自閉スペクトラム症)の人に多い特徴です。ただし、ASDの人の中でも嗅覚・味覚過敏のない人もいます。過敏性があるからといってASDとは限りません。
周囲からはこんな誤解をされている
当事者にとっては、食べたくても、味や匂いの刺激が強すぎたり、食感が苦手で食べられないものが多くあります。
でも周囲からは「我慢が足りない」「わがまま」「親の育て方が悪い」などと責められたり、無理に食べさせられたりすることもあります。
一部の食わず嫌いについては、成長にともなってある程度改善することもありますが、単に叱ったり諭したりすることでは解決しません。
また、食べることを強要されると苦手意識がより強くなり、食事自体もつらくなることがあります。
対処のポイント
◎子どもに偏食がある場合は、食べやすくなるような工夫をすることも一つの方法です。
・なめらかな食感にする、細かく刻むなど、その子に合わせた調理法にする
・バイキング形式で、食べられるものだけ選んで食べられるようにする
◎子どもに献立作りや調理に参加してもらうなど、主体的・能動的に食事を楽しめるようにすると、食べられるものが増えることがあります。
https://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/torisetsu/cat_taste-smell.html NHK発達障害って何だろう困りごとのトリセツから引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。
私も一人っ子で甘やかされてきたので、かなりの偏食家ですが…それとは違うんですよね。
ただの好き嫌いであっても、発達障害の方だと、臭い・食感が嫌で近寄れないとか…。
でも周りからは同じに見えますからね。「わがままだ」と映るでしょうね・・・。
私の頃とかもっと昔は給食全部食べられるまで帰っちゃダメという無茶ぶりなルールが小学校の頃にあって、それはどれだけ苦しんだことか。
発達障害の方はいい思い出ないですよね…きっと。食事自体がつらいものになっちゃいますよね。
私がわからなかった症状とかがNHKの発達障害ってなんだろう…のページにあるので勉強になります。
そうかこういう症状もあったんだと。
発達障害っていうと最近だとアスペルガーとかADHDとかのイメージが強いんですが、その症状もこんなに沢山あるんだなと。