【引きこもり問題】引きこもりの部屋展覧会
社会が向ける視線を問う 経験者主催“引きこもりの部屋”写真展 神奈川
引きこもりの当事者が自らの部屋を撮影した作品などを紹介する写真展「アイムヒア(私はここにいる) プロジェクト写真集出版記念展覧会“まなざしについて”」が、横浜市中区黄金町の「高架下スタジオ サイトAギャラリー」で開かれている。24日まで。
会場には、展示写真と来場者を隔てる壁が設置されており、来場者は壁に入った亀裂から、写真をのぞき見る仕組みになっている。
亀裂の先には、ゴミで埋め尽くされた部屋や衣類が散乱した部屋、整理整頓された部屋など、当事者約40人の多様な生活を捉えた写真が展示されている。
同展を主催し、自らも3年間、引きこもりを経験した芸術家の渡辺篤さん(40)はこの展示方法について「社会が引きこもりに向けるまなざしは、手を差し伸べたいと思う優しさと同時に、奇異な存在をのぞき見たい欲望を持つ。そうした視線に対する自己批判の意味も込められている」と語る。
入場無料。午前11時~午後7時。
https://www.sankei.com/region/news/190222/rgn1902220015-n1.html
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。
この展覧会はクリティカルに効きましたね……。
東京で一人暮らしをしていた頃、ほぼ必ずゴミ屋敷になっていたので、引きこもり状態や働いてはいるけど家に帰ると何もする気がおきなくなる、「働いているけど引きこもりのような状態」になっていた鬱病の時代。
ずっとこんな感じのゴミ屋敷でした。
なんていうか鬱状態になると、引きこもっていなくても掃除する気力がなくなっていて、その部屋の状態を見てますます鬱が酷くなるという悪循環って必ずあるんですよ……。
わりと本当にうつ病やそれに近い精神状態になっている人は、部屋の掃除から始めないと、たぶん何も解決しないと思います。
そんぐらい、部屋が汚くなっているというのは精神を荒廃させていくんですよね。
そういう意味では、とても有意義な展覧会だと思います。
よくメディアで紹介できているようなきれいごとじゃなく、実際に汚いんですよ、引きこもりって……。
自分が不潔でゴミ屋敷に住んでいたのでよくわかります……。