【引きこもり】引きこもり対策 大仙の取り組みに期待
引きこもり対策 大仙の取り組みに期待
大仙市は、引きこもりの人がいる家庭を直接訪れて社会復帰を支援する「アウトリーチ事業」を県内市町村として初めてスタートさせた。引きこもりの人が社会とのつながりを取り戻し、自立のきっかけをつかめるよう、きめ細かく、息の長い取り組みにしてもらいたい。
https://www.sakigake.jp/news/article/20181125AK0012/
「アウトリーチ」は英語で「手を差し伸べる」の意味で、事業は引きこもりに関する相談窓口を開設しているNPO法人に委託している。法人は専属の職員10人を雇用し訪問活動を始めたが、引きこもっているであろう人の情報は乏しい。
特にアウトリーチ事業の対象者は相談窓口を訪れることさえ困難だと想定される。それだけ悩みは深く、コミュニケーションを取るためのハードルも高い。引きこもりに特効薬はなく、性急に成果を求めることは難しい。過去に窓口を訪れた人たちの家庭を訪問しながら、これまで支援を受ける機会を逃していた人たちを掘り起こしていくことが求められる。
引きこもりもそうですが、役所の窓口まで行くことそのものが困難な人は多いと思います。公務員のの人員や経費を削減するのではなく、こういったアウトリーチの試みなど、むしろ公務員を積極的に登用して活用する方策が必要だと思います。