【引きこもり】”引きこもりの子供を動かす”親のスゴい声かけ

一読していただきたいのが米国の作家で教育者のデール・カーネギーが著した『人を動かす』です。

本書は、人間関係の改善に主眼を置いたハウツー本の古典で、日本だけでも累計500万部を突破したという、世界的な名著です。

私は、「誤解は当然、理解は偶然」と、よくいっています。

人間同士がわかり合うのは、とても難しいことなのです。

それは、血を分けた親子でも同じこと。

とりわけ、日本人は、「子どもなら、以心伝心で自分の気持ちや考え方をわかってもらえる」と考えがちですが、それは幻想にすぎません。子どもは、別人格であり、親とは価値観が全く異なるかもしれないのです。

したがって、親も、子どものことをよく理解し、子どもの気持ちや考え方を受け入れられるように、心がけなければなりません。本書でカーネギーも、次のように述べています。

「人を非難する代わりに、相手を理解するように努めようではないか。どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。そのほうがよほど得策でもあり、また、面白くもある。そうすれば、同情、寛容、好意も、自ずと生まれ出てくる」

命令を質問に変え、受け入れてもらう

(中略)

まず相手の立場を尊重することこそ、相手の心を開かせ、聞く耳を持ってもらうための最善策だと、カーネギーは説いているわけです。

さらに、「命令を質問の形に変えると、気持ちよく受け入れられるばかりか、相手に創造性を発揮させることもある。

命令が出される過程に何らかの形で参画すれば、誰でもその命令を守る気になる」と述べ、相手の心を傷つけずに自然な形で「気づき」を与えるノウハウも、カーネギーは本書のなかで披露しています。

最後に、読書で1つ注意していただきたいのは、「善は急げ」ということです。

『人を動かす』で紹介された方法で、何か自分で試したいやり方があれば、どんどんトライしてみてください。あとは子どものことを信じて、辛抱強く働きかけていくのです。

https://president.jp/articles/-/30449 PRESIDENT Onlineから引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。引きこもりの当事者じゃなく、今度は親側の方の事を書いてみました。

デール・カーネギーが著した『人を動かす』は読んだことはないですが、日本だけでも累計500万部を突破したという大ベストセラー本ですね。

そこに書かれている事、確かに一部をこのように抜き出しても、なるほど…と思う事ありますね。

「子どもなら、以心伝心で自分の気持ちや考え方をわかってもらえる」これはとても怖いことですね。日本人にはありがちですが。

子供は親と生まれた時から別の人間。個の人間であると。これがごちゃ混ぜになるから、すべて引きこもりの方に対し、命令形で指図って感じになっちゃうのかもしれません。

相手の心を傷つけずに、命令形じゃなく質問形で。

そして、子供のことを最初から最後まで信じて辛抱強く、諦めない。

これが一番難しいかもしれませんが、引きこもってる方ともコミュニケーションが取れるかもしれません。

彼らも見えない何かと戦っているんです。どうか上手くいきますように・・・

 

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