【引きこもり】ひきこもり解決に成果! 地域あげて自立支援

大阪・豊中市にある、福祉なんでも相談窓口です。
ひきこもりや家庭内暴力などの問題を気軽に相談できるよう設けられました。
小学校の校区ごとに、全部で36か所設置されています。
まず、窓口で相談に乗るのは研修を受けたボランティアの住民。
ご近所のつながりを生かして話を聞き出します。

寄せられた情報は、地元の社会福祉協議会に集約されます。
社会福祉士など専門的な知識を持った職員が訪問支援などの対応に当たります。
この日、訪ねたのは息子が10年以上ひきこもっていた親子。
母親との話し合いを重ね、1年後に、ようやく息子本人と会えるまでになりました。

自立したいという意欲が湧いてきた人には、中間的就労というプログラムを用意しています。
パソコンの入力など、簡単な作業から仕事に慣れてもらいます。
こうした支援にお金はかからず、逆に2時間ごとに500円を受け取ることができます。

ひきこもっていた女性
「勧めてもらえたから『行ってみる?』と軽い気持ちで来られた。人と会って、普通に何でもないようなことをしゃべって過ごせるのが楽しい。」

さらに、地域の事業所と連携。
働きながら最終的な就職先を探していきます。
社会福祉協議会を軸に、行政・住民・企業が一体となった自立支援。
これまでに31人が就職を果たしています。

豊中市社会福祉協議会
コミュニティーソーシャルワーカー 勝部麗子さん
「とにかくいろんな問題、家族の問題含めいろんな問題があるが、その中で、できるところから一つずつ解決していくことを考えていく。
これは(地域が)しっかりタッグを組んでやっていかなければならない。」

豊中市社会福祉協議会では、「断らない福祉」というのを掲げています。
ひきこもり以外にも、家庭内暴力や精神疾患など幅広い対策に取り組んでいて、相談窓口も、市内に数多く設けています。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3977/index.html クローズアップ現代から引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。

地域あげて支援とは簡単な言葉ですが、豊中市の場合はかなり注力してますよね。

ここまで地域が頑張ってくれたら、引きこもりの解決につながるんですね。

逆にここまで地域が頑張ってくれないと辛いということなんでしょうか。

「断らない福祉」というのは凄いですね。

他の地域でも頑張ってくれれば…と思いますが、ここまでやってくれる支援はなかなかないです。

我が水戸市でもここまでやってくれる話は聞いたことありません。

地域がどれだけ本気に考えてくれるかで違ってくるんですね。

うーん、水戸も見習ってほしいなあ……。

 

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