【ジモコロ】激しいアクションがカッコいい!スタントマンの魅力(動画付き)
どうも、就労移行支援を受けているMです。
皆さん、アクションものは好きですか?
私はめっちゃ好きです(*‘∀‘)
長年の憧れですね。
激しすぎ超絶アクション! 女性スタントマン・伊澤彩織のお仕事
こんにちは、ライターの倉沢学です。
僕はアクション映画が好きでよく見るんですが、特に好きなのはスタントや殺陣のシーン!
男性のパワフルなアクションも良いですが、女性のスピード感あるアクションも良いんですよねぇ……
でもケガがつきものの職業だし、『女性スタントマン』ってドレスを着たりヒールを履いたりといった『ならではの苦労』があるのでは?
というわけで今回は、アイドル級のルックスながら、激しいアクションをこなす女性スタントマン、伊澤彩織(いざわさおり)さんに話を伺ってみました。
……え?
「激しいアクションってどれくらい?」って?
これくらいです。激しすぎ!
日本だけでなく、世界でも活躍するスタントパフォーマーなのです。
そんな伊澤さんに、
・カッコいいスタントを教えて!
・そもそもスタントってどういう仕事なの?
・女性スタントならではの「ここに注目!」ってポイントは?
といった疑問に答えてもらいました!
カッコいいアクション講座
倉沢「アクションってそもそもどれだけ種類があるんでしょうか?」
伊澤「ものすごく大雑把に分けると、『立ち回りをやるアクション』か『ワイヤー、車、炎、水、爆破など特殊技術がいるアクション』の2種類かな。映像か舞台か、何の武器を持つか素手で戦うかでも変わるので、細かく数えたらものすごい数になりそうです」
倉沢「伊澤さんが得意な分野は?」
伊澤「私が得意なのは……近接系のナイフかな」
倉沢「殺し屋のセリフじゃん」
(中略)
倉沢「カッコいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!女性ならではのしなやかさがあって美しいな~~~~~!!」
伊澤「少しキレイ目に、日本刀の立ち回りだけじゃなく、中国武術の動きとかをミックスしてみました」
倉沢「たしかにちょっと中国っぽかった! 中国武術の経験が?」
伊澤「武術経験はキックボクシングをかじった程度ですね。殺陣はダンスの振り付けに近い感じでやってます。“実際の格闘技の動き”と、“アクションとして美しい・迫力がある動き”って違ったりするので」
カッコよく刀で斬るポイント
というわけで刀で斬りつける時のポイントを教えてもらいました。
大事なのは4点!
・刀は小指と薬指で持つイメージ(他の指は添える程度)
・縦の動きは左手で、横の動きは右手でコントロールする
・斬る時は腰を落とし、息を吐きながら一気に
・切り終わったあとも、切先が相手の方向に向いていると良い
カッコよく銃を構えるポイント
刑事ドラマなどで見る、銃を斜めに構えるカップ&ソーサー(左手を受け皿のようにグリップ下部に添える持ち方)は、ちょっと昔の構え方。
現代の銃撃でよく使われるのはこの構え方。
・胸と腕で三角形を作る
・脚はやや内股で膝を曲げる
横から見るとこんな感じ。撃った時の反動を、肩甲骨で吸収するイメージ
カッコよく見える素手のアクション
伊澤「ポイントとしては、腰の回転と軸足ですね。
・(右足で)蹴る前に、軸足(左足)を相手にかかとを向けるくらいまで回す
・右手は上から下に引っ張ってくるイメージ
これできれいなフォームになると思います」
スタントマンの仕事はスタントだけじゃない!?
倉沢「では、僕の体力も限界なのでここからは落ち着いて話を聞いていきましょう。アクションとひとことで言っても、今の時代は色んなお仕事があるんですよね?」
伊澤「映画、ドラマ、CM、MV、近年はゲームのモーションキャプチャ(特殊な装置を付けてスタントマンが演技し、動きをゲームのキャラに反映させる)なんかも多いです」
倉沢「時代だな~。スタントマンの仕事というと、やっぱり殺陣やアクション、カースタントみたいなことがメインになってくるんですか?」
伊澤「メインは『危険なシーンを役者さんの代わりにやる』ことですが、実はスタント以外の仕事も多いんですよね。むしろそっちの方が多いかもしれません」
倉沢「スタントマンが、スタント以外の仕事?どういうこと???」
伊澤「台本に『AとBが戦う』と一行書かれていたら、それを何分かのシーンにするため、アクションを作っていくのも仕事です。どういう場所で、何を武器にして戦うのか。見たことないファイトを作りたいからみんなここに時間をかけてます」
倉沢「アクションを考えたりもするんだ! まあそりゃあ、実際に体を動かせる人が考えたほうがいいよな……」
伊澤「アクションを作ったら、それを演じる役者さんに指導するのも仕事です。『左から攻撃するのでこっちにこうやって避けてください』みたいに教えたり、ご本人が出来るようにアクションを調節したり」
倉沢「スタントマンというのは、どこかに呼ばれたら剣で戦い、またどこかに呼ばれたら銃で戦い、みたいな派手な仕事だと思ってた!!」
伊澤「いやいや(笑)、地味な仕事のほうが多いですよ。役者さんの補助や、体のケアをすることもあります」
倉沢「補助???ケア???」
伊澤「みなさんが想像する危険なシーンというと、『ボコボコに殴られる』とか、『ビルから飛び降りる』とかですよね。でも実際は、どんな小さな危険でも『危険は危険』なので、おろそかにはできないんです」
倉沢「小さな危険というと、例えばどのレベルですか?」
伊澤「例えば……そうですね、『山の中で子供が転ぶシーン』とかでも、スタントマンが指導したりサポートしたりしますね」
倉沢「えー!? その程度でも『危険』なの!?」
伊澤「その程度でも、変な転び方をして骨を折ったり、擦りむいたりすることがあるので」
倉沢「考えてみれば、いま急に『転んで!』って言われたら、僕も変な転び方をしてケガしちゃうかも」
伊澤「役者さんの顔や体にケガをさせるわけにはいきませんから、転び方の指導をしたり、あとは、衣装の下にパッドを仕込んで、土を掘ってマットを埋めたりします」
倉沢「パッド! マット! 僕は素人なので『万が一』をまったく想定していなかったし、それに対する対処も想像がつきませんでした。確かに、プロのスタントマンが指導したりサポートする必要あるわ……」
伊澤「他にもモデルさんが高い所に立つ場合とかも、万が一のためにハーネス(人とワイヤーを繋ぐ器具)をつけて後ろから補助をしたり……スタントだけでなく、『現場の安全を作る』のが役目でもあります」
倉沢「スタントマンがやることってめちゃめちゃ多いですね」
伊澤「あとはワイヤーアクションの裏方なんかもスタントマンの仕事ですね。滑車があって、ハーネス付けて、反対側で人が3人ぐらいで人力で引っ張るんですけど、あれもみんなスタントマン」
倉沢「へぇぇぇ~! 大道具さんとかじゃないんだ」
伊澤「動きのタイミングをわかっていて、力加減を理解していないとできませんからね」
【引用元】https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/kurasawa05【ジモコロ】
激しいアクションできるだけでも凄いわ…( ;∀;)
せめてキックとかパンチとか病院の運動療法でできないのかな(‘Д’)
マジで憧れなんですよね。
こういう強い女性になりたい!って(笑)
仮面ライダーとかの特撮でスーツアクターやスタントを担当しているジャパン・アクション・エンタープライズ(JAE)もなかなか凄いものなんですよ。
特に佃井皆美さん美しくてカッコいいなぁと思っちゃいます( *´艸`)