【グループワーク】理想と現実 大切なのはバランスか【事前予習】
どうも、就労移行支援を受けているMです。
皆さんは
理想主義と現実主義
どちらで生きていますか?
また、どちらで捉えていますか?
前回のグループワークでは「図と地」について話し、この世をどのように捉えるかということを考え合っていきました。
そこから私は個人ブログのほうで「男女の付き合い」について興味関心が再び芽生え、深掘りしていきました。
私の見解としては、理想を追い求めすぎると崩壊し、理想郷を見つつ現実を見ていくほうが自分の道を歩めるという結論になりました。
実際に理想主義と現実主義についてビジネスの視点から見ていきましょう(^O^)/
理想主義、現実主義のどちらが成功しやすいかはビジネス領域によって変わる
理想を掲げることの大切さと現実を見据えることの大切さは、どちらも格言としてよく耳にします。
実際のところ、どちらの考え方が正しいのか正確に答えるのは難しい面があるでしょう。
しかしビジネスの世界では、分野によってどちらの考え方が適しているのか、ある程度はっきりと分かれます。
今回は、ビジネス分野における理想主義と現実主義について考えてみましょう。
理想主義、現実主義とは
理想主義とは高い理想を掲げ、そのもとで計画的に努力を積み重ねていくことです。
理想主義の下では日常的な行動はすべて理想の実現につながる内容になり、現実的な状況を理想に近づけるように努力を積み重ねます。
この典型例として挙げられるのがプロスポーツの分野です。
例えばある少年が「プロ野球選手になる」との理想を掲げていたなら、日々の努力や練習、あるいは進路の選択は、すべてこの理想の実現につながるように行われます。
一方で現実主義とは、はっきりとした理想を掲げずに、その時々の現実的状況に身を委ねることです。
場当たり的判断ともいえますが、現実に即した合理的な判断を取りやすいといえます。
現実主義の典型例ともいえるのが、日本史における明治維新です。
明治維新に向けた活動は、当初「攘夷(じょうい)」という外国を拒絶する考え方の広まりから始まります。
ところが明治維新を進めていく中で西欧列強の強さを知り、戦うのではなく手を結んで貿易をした方が良いことに気づき、方針をがらりと変えていきました。
現実的な状況を踏まえ、攘夷という当初の考え方を捨てて、開国・貿易の考え方に態度を変えたわけです。
環境に応じて主義を選択するという考え方
スポーツや音楽、伝統芸能のように、基本的なルールや取り組み方、求められる技術に大きな変化が生じにくい領域であれば、理想を掲げて物事に取り組むことは適しています。
ビジネスの分野であれば、不動産業、保険業以外にも、意外なところで富山の薬売りも該当します。
富山の薬売りは家庭に訪問して常備薬を補充していくという販売方法を、江戸時代から変わらずに現在も行っています。
この場合、営業の基本的なあり方は不変であり、より理想的な営業方法(合理的な顧客管理手法など)を身に付けた企業・ビジネスマンが成功するでしょう。
一方、変化の激しいIT業界などでは理想的な勝ちパターンなどはなく、理想を掲げることは環境変化に柔軟に対応することへの阻害要因にさえなりかねません。
現実に柔軟に対応し、自らの行動パターンや考え方を変えていくことが成功につながります。
つまり、理想主義と現実主義のどちらが望ましいのかは環境・分野によって異なるわけです。
「現実主義と理想主義はどちらが正しいか」ではなく、「この環境においては、現実主義と理想主義のどちらが適切か」と考えるのが妥当といえます。
【引用元】https://www.manegy.com/news/detail/4834【Manegy】
このように、ビジネス面では分野によって理想と現実がハッキリと分別されているのが特徴ですが、男女の付き合いに関する分野のみ理想と現実が混じる傾向が出てしまいます。
理想が高すぎると引用記事にある通り、阻害要因になり、どちらかが確実に壊れます。それはビジネス面でも同じかと。
腕の良い経営者は大きな夢を持ちつつ、現実とうまく向き合っています。
就活と近い側面を持っている昔ながらの「お見合い」は、恋人作り(理想郷)を目的としていません。
双方の理想を踏まえて、しっかりと現実と向き合い、生涯のパートナーを選びます。
引用記事にある通り、生涯のパートナー選びはIT業界と同じように変化が激しいのが特徴。
だからこそ、現実的に柔軟に対応する必要があるのです。
グループワークでも散々出てきた、これが上原輝男先生の言う「移りと成る」の正体なのかなと私は思います(=゚ω゚)ノ