【アルコール依存】無駄に思考してしまう人たち
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。
相変わらず断酒が続いています、ホメて!(笑)
世の中には、頭が良いとか悪いとかは無関係に「頭を回転させまくる人」というのがいます。
これは頭が良いとか悪いとかじゃないんですよ。
私だって高卒ですし頭がいいとは言えません。
しかし、頭がいいとか悪いとか関係なしに、とにかく常にいろいろ物事を考えてしまう人種っているんです。
物事をありのままに受け入れることができない、といった方が良いでしょうか?
なにかあるたびに、「これはなんのためにあるんだろう?」「どうしてこんなことになるんだろう?」「どうしてここにあるんだろう」とか常に考えてしまうんです。これは頭良いとか知識があるとか無関係です。
とにかく、頭が「なぜ?」とか「なんで?」とか「どうして?」とかで渦巻いてしまうわけです。
で、そういう人がポジティブな考えになる人はまずいません。
かならず、考えを進めていくうちに「このままではだめだ」、「自分にとってよくないものではないか?」、「自分はだめだ」というカマイナス思考に落ち込んでいきます。
つまり、そこにりんごがあったとして、ひたすら「どうしてりんごがあるのだろう?」から始まって「こんなところにりんごがあるなんておかしい」ってなって「このりんごは自分を陥れるためのものなのではないか?」という感じに果てしなく考えていくうちにマイナスになっていくわけです。
「マイナス思考」というより、物事をありのままに受け入れられない人間が、物事を良いように受け入れられるわけがないんです。
思考がグルグル回ること自体がダメなのであって「プラス思考」「マイナス思考」なんていう考え方そのものがナンセンスなんですよ。
よくある自己啓発本などでマイナス思考プラス思考とかありますが、ウソです(断言)。
出版関係で仕事していたからわかりますが、ああいう本は適度に危機感や優越感をくすぐって本を飼わせるためだけに創られているわけで、著者も編集者も科学的な研究とかあって書いているわけじゃないんですよ(断言)。
ちょっと、危機感や不安をあおって、最後に耳に心地の良いことを囁いて本を買わせればいいってだけで創られ、出版されている本です。
ですから、マイナス思考やプラス思考って考え方自体がウソなんですよ。
人間は、考えれば考えると自分の中に「ツッコミ」が発生して、そのツッコミというのは「否定」が根本的にあるものですから、どんどん考え方が否定的になっていくのが普通なんです。
つまりは、考えること自体がマイナスなんです。
私もそんな感じで、とりあえず「考えずに済む」ために思考が鈍くなるアルコールに逃避していました。
アルコールってとにかく思考が鈍くなるので、物事をありのままに受け入れやすくなるんですよね。
そういう意味では、こういう「疲れる考え」をしてしまう人にとっては、とてもいい薬だったりします。
しかし、私はその楽さに依存してしまったんですね。
適度に飲む事ができずに、ひたすらツライ現実を考えないように酒を飲み続けました。
つまりは、いろいろ物事をグルグル考えてしまう人にとっては、酒はとても甘美な麻薬なわけです。
アルコールをやめるには、まず、現実は現実として、もう受け入れるしかない、あとはできるだけ考えないようにして流されるしかないという事でしょう。
良きにつれ悪しきにつれ物事を考えすぎるのはよくありません。
できるだけ思考しないように心がけることをしないと、アルコールの誘惑からは逃れられないなと思っております。