【アルコール依存】なぜ酒飲みは人を誘うのか?
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。
相変わらず断酒が続いています。
昨日、酒が飲めない、あるいは酒に弱いのに飲まされる人の事について触れたのですが、こういう経験をした人は多いと思います。
というか、私の方が悪い酒飲みとしてそういう弱い人や飲めない人に強引に酒を飲ませようとした経験があるので、これはもう反省することしきりです。
しかし、どうして酒飲みは飲めない人や弱い人に強引に酒を飲ませようとするのでしょうか?
まず、プラス的な面として、酒は精神をリラックスさせてくれますから酒を飲んでいる人間同士はリラックスして話やすいというのがあります。それから、酒は人の間に連帯感を感じさせる作用がありますから、この連帯感を共有したいというのもあるでしょう。
この辺については、酒飲みも自覚しているでしょうから、ここらへんは善意で飲ませようとしていると思ってもらってもいいです。
しかし、実はそういった善意の裏には、わりと暗い衝動があるんですよね。
酒飲みは基本的にシラフの人が怖いんですよ。
根本的に酒飲みは自分が正気を失っているのを多かれ少なかれ自覚していますから、シラフの人に冷静に見られている事そのものが怖いわけです。
言ってしまえば自分の恥や無防備な部分を晒しているわけですからね。
なので、酒飲みはそういう正気の人の存在を許したくないわけです。汚い感情ですね。
こそして相手を狂気の仲間にしてしまえば怖くなくなるので、飲めない人や弱い人に無理にの飲ませようとするんですよ。
確かに表面上は善意や連帯感で飲ませようとしているのですが、裏には多かれ少なかれこういう感情を抱いています。正気の人が怖い、あるいは後ろめたいんですよ。
さらにさらに、汚いことを言ってしまえば酒に酔わせて悪いことを企んでいる人も多いです。
特に酒は人間の経過心を緩めてしまう効果がありますから、これを悪用する人もはっきり言って多いです。
つまりは確かに表面上は善意や連帯感で飲ませようとしているでしょうけど、ほぼ必ず酒飲みはシラフの人に対してなんらかの後ろめたい感情で酒を勧めているといっても過言ではありません。
ですから酒が飲めない、酒が苦手な人は断固として飲んではいけませんし、酒飲みも飲めない人に進めるのは控えるべきだと思います。
アルコールハラスメント、いわゆるアルハラはもっと厳しく処罰されてもいいと思います。
私もそういう気持ちで酒を勧めていたなーという後悔や反省がありますので。
酒飲みを信じてはならない。
アル中だった自分で言いますが、結局は正気を失っている状態の人間ですからね。