「引きこもり」に人権はあるのか?社会の谷間でもがく人々の叫び
制度の谷間に置き去りにされ……
「引きこもり」が考える人権とは
https://diamond.jp/articles/-/179095
「そもそも“ひきこもり”に人権はあったのか?」
そんな根源的な問いかけをテーマに、みんなで「“ひきこもり”と人権」について考えるシンポジウムが12月に大阪で開かれる。
企画しているのは、引きこもり経験者などの孤立者でつくる当事者団体、NPO法人「ウイークタイ」の泉翔さん(31歳・大阪府吹田市)。
中学時代に不登校や引きこもる行為を経験してきた泉さんは、不登校だった期間、通ってはいなかったものの、フリースクールや適応指導教室などの支援があったのに、学校を卒業してしまうと何もなくなっていたことに疑問を抱いた。当時は、「居場所」という言葉がなかったものの、生きるしんどさは変わらないのに行き場所がなく、制度の谷間のようなところに置き去りにされているように感じた。
実は報道される「失業率」の中には、ニートや高齢引きこもりなどの数は含まれておりません。
高就職率に隠れた、社会に置いてけぼりにされたこういった人々の問題は、これから大きな社会問題になっていくでしょう。
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。
私もその一人だったからわかります。
こういう人たちの大部分は、ただ怠けていたいだけでなく、もし立ち直れるきっかけがあれば立ち直りたい人たちばかりですし、それでなくても「少しはなんとかしたい」と思っている人たちばかりだと思います。
そういった数百万人の人たちが、「少しでもなんとかしたい」と動き出すだけで、社会の負担は軽減されていく筈です。
おそらく日本社会は、そろそろこういう人たちと向き合わなければならない時代になっているんだと思います。