グループワーク、擬人化などについて語る

こんにちは、エナベル水戸駅南で就労移行支援を受けているKです。

今回のグループワークでも様々な話題が出ましたが、主に擬人化に関することについて話しました。擬人化やキャラの再現などでどの要素を残せばそのキャラと思ってもらえるかや、日本ではなぜ抽象的なものの擬人化がされるのかなどの話題が出て、今回も色々なアニメや特撮のキャラクターの例が出てきました。

キャラの再現(二次創作など)の例の一つとして、長尾さんが紹介してくれたニコニコ動画の「アンパンマンのパン工場救済計画」(「アンパンマン プロレス」とGoogle検索すればでてきます)が出てきたのですが、そこに登場するアンパンマンの新しい顔(エキプロで再現した顔)がものすごく別人でどうしてこうなった感がすごかったです…

ほかにも「ドラえもん」や「ガンダム」、「エヴァンゲリオン」がこの動画シリーズには出てきたのですが、エヴァはかろうじて細いボディとか色は再現できてたと思うけど、ガンダムなんか中国のパクリの再現で何が何だか…キャラ再現の限界とカオスな面白さを感じました。他にも例としてでた中国のパクリキャラも乳首の見えるウルトラマンなどなかなかひどかったです。キャラの再現や擬人化には原作の読み込みや性格、明らかな設定などが必要みたいですね。

また、日本では抽象的なものの擬人化が行われるのはなぜかという話が出ました。日本では消しゴムや曜日(月曜日の擬人化が申し訳なさそうにしていたりするのがテンプレートでした)、船(艦これ、アズールレーン、蒼き鋼のアルペジオなど)や刀の擬人化(刀剣乱舞)など色々なものが擬人化されている例が出ました。私も擬人化には親しみを感じており、ゲームやイラストなどで触れる機会が多かったのですが、こんなに擬人化が作られるのはなぜだろうと思っていました。

そこには、日本と外国の概念や宗教観などの違いがあるようで、外国ではもともとゼロの概念がなく、抽象的なものは形がなく、ものにならないという考えがあった。また、モノの擬人化などは神への冒涜とされたりしたそうですが、日本には八百万の神がいてこの世は現世(投影)であり、付喪神などものにも魂がやどるとされ、ものの擬人化がなされるようなベースがあったというようなことをM先生から聞き、なるほどと思いました。

他にも、日本の魂と肉体のとらえ方(魂はさまざまなものに宿り、輪廻転生がある。肉体はその入れ物であるということ)や、物議をかもした「ウルトラマン仏画」について、前回も話題に出た、エヴァンゲリオンの出撃のモデルは出産であり、そこには作者の意図がある(ケーブルはへその緒、出撃の時の狭い通路は産道をイメージしたものであるなど)ということなど、いろいろな話がでました。

今回のグループワークもいろいろな話題が出て、まさにカオス状態でしたが、カオスな中にもつながりがあったりして、面白く、興味深いものでした。次回のグループワークにもぜひ参加したいです。

Follow me!

  • X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です