言葉遊びの先達

読者諸兄、いつも拝読ありがとうございます。長尾です。

『今日は何の日』で真面目に語りすぎた気がするので、バランスを取ろうかと思います。

筆者は大阪出身だというのは前述の通りですが、関西のお笑いは、吉本新喜劇のみに留まりません。筆者が小学生の時分に、よく聞いていたシンガーソングライター『嘉門達夫(現芸名『嘉門タツオ』)』氏などは、今でも好んで聞いています。

嘉門氏の代表作といえば、何をおいても『替え唄メドレー』でしょう。嘉門氏の名前は出てこなくても、替え唄メドレーのことは、名前だけでも聞いたことがある人も多いかと思います。嘉門氏の本当にすごいところは、こうした語彙力だけでなく、そのポリシーです。約3~4分の歌の中に、怒涛の勢いで詰め込まれる珠玉のネタの数々。その替え唄メドレーに使用された曲や歌詞、固有名詞に至るまで、版権元というか、本人の所属事務所などに問い合わせ、すべて許可を得ている、ということです。これがいかにすごいことか。

今の御時世、無断転載や違法アップロードなどの、俗に言う海賊版で利益を得る輩が絶えない中、そうした筋を通すその姿勢は、ぜひとも見習いたいものです。

 

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