省庁、障害者雇用水増し=軽度も加算の疑い-40年超継続

省庁、障害者雇用水増し=軽度も加算の疑い-40年超継続、厚労省が調査

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018081700573

厚生労働省、総務省や国土交通省など複数の中央省庁が実績を水増ししていた可能性があることが17日、分かった。対象ではない軽度障害の職員も加えていた疑いがある。厚労省は現行制度が始まった1976年から続いているとみて、全省庁を調べている。

<障害者雇用>「なめられた」 国の不正に怒りやあきれ声

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000093-mai-soci

誰もが平等に社会に参加できる「共生社会」の実現を理念として、国が率先して進めたはずの障害者雇用制度。肝心の中央省庁が目標を下回っていたのに数字を水増ししていた疑惑が浮上した。不正は常態化していた可能性もあり、障害者雇用に取り組む企業や障害者団体からは怒りやあきれる声が相次いでいる。【金秀蓮、原田啓之】

 

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。

障害者の一般就労を支援しているエナベルを利用している身からすると、まさにうわー! って話です。しかも、よりによって、障害者雇用を支援すべき所管である厚生労働省までも水増ししていたというのですから救われません。

所管の役所がそういう事をしているのでは、おそらくはいろいろなところに波及しているのも考えられる、というか省庁だけで40年以上蔓延していたのですから、民間は言うに及ばずってところでしょうね。

だだでさえ、いろいろな福祉が削減されようとしている時代ですのに、実はその社会福祉費がかなり水増しされていて、福祉を受けるべき人に還元されていないわけです。そして、削減を受けるのはいつだって実害を被る側になるわけです。

さすがに、障害者雇用制度が始まった当時から水増しされていたというのは驚きました……というより呆然としました。

この仕事を始めてから、障害者の人たちも一生懸命に自分でできる範囲で生産活動を行って、自分を訓練して、一般就労に向けて努力している人が思っているよりも多いと知りました。それだけに、それを踏みにじるようなことをされたのではたまりません。

他人事ではないニュースなので、取り急ぎまとめました。

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