就労継続支援A型
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。
今日は就労継続支援A型について話していきましょう。一見、就労移行支援と就労継続支援A型は似たようなものに見えます。実際、エナベルでも就労移行支援の人と就労継続支援A型の人との間に差がつけられるということはありません。
しかし、就労継続支援の大きな特徴として挙げられるのは、就労継続支援A型の人は事業所と雇用契約を結んで働いているというのが大きな違いです。そのためエナベルでも出勤してから時間いっぱいの4時間分の時給をもらえます。
その代わり就労継続支援A型の人は、4時間きっちり働かなくてはなりませんし、雇用契約を結んでいる以上、製品に対する責任も重くなります。
また、雇用契約を結んでいるということですから、ほぼこの事業所に就職するということにもなり、時間内に学習プログラムは組まれません。働きながら一般就労を目指すという形になりますね。
これに対して、就労移行支援の場合は2.5時間までしか時給が払われないかわりに、残りの時間には学習プログラムやマナーなどの訓練など、一般就労に向けた勉強を行えるようになっています。つまり働いている時間とは別に、事業所で様々な学習や訓練を行いながら、一般就労を目指すということになります。
エナベルでは、入所したみなさんの適正や個性などを見ながら、就労移行支援を行うか就労継続支援A型にするかが決められます、もちろん本人の希望もありますので、一番尊重されるのは本人の意思ということになります。
みなさんも、エナベルに来て、いろいろと自分の体力や精神力や障害と向き合いながら、それぞれのコースを選んでおります。
基本的に一度、見学や体験してからの入所となりますので、ご自分の適正と合わせて体験や見学からやってみるのはいかがでしょうか?