寒い時は、暖かいお部屋で座って楽しめることをしましょうか??

お天気も良く、日中は暖かくなりそうです。

エナベル水戸駅南就労A利用者のSCです。

毎々エナベルのブログお尋ねくださってありがとうございます。

 

12月・1月はクリスマスやお正月に集まるとワイワイ、ボードゲームやら百人一首やら、トランプとかするのかなと思いつつ、

そのうち、ゲーム関係で何かご紹介出来たらななどと、思っていたのですが・・・

X用に、12月9日に何があったのかで検索したら、中井広恵さんの勝利を発見。

その方面で行きましょうとなりました。

 

本日お勧めの本は将棋を中心にお送りしたいと思います。

 

■「ひとりぼっちの対局 だから青春」 林葉直子 ノンブックス

中井広恵さんと言えば、まずはこの方からでしょう。

林葉直子さん:女流アマ名人戦に小学6年生で優勝。「福岡の天才少女」と騒がれる。

続けてデビューした、中井広恵さん・清水市代さんと女流三強と言われました。

1982年4月にタイトル戦挑戦、史上最年少の14歳3か月で初タイトルである女流王将を蛸島彰子さんから奪取。

実力だけでなく、ルックスの良さもあいまって、テレビなどにも出演。将棋の女流棋士の存在を世間に広めることに大きく貢献しました。

筆者はフアンで、このエッセイも当時購入。

囲碁と違って、男性棋士との力の差がありすぎて、男女分けてしまう将棋ですが、女流将棋を有名にしたのはこの方の力も大きいと思います。

いえ、でもほんとこの頃は、ピュアな方たと思ってたんですよね・・・

その後、スキャンダルや体調のこともあって・・・残念なんですが(当時はワイドショー連日放映してましたね)←でも、今でも応援しています。

 

■「盤上に君はもういない」 綾崎 隼 角川書店

以前スケートのとき、紹介した綾崎 隼さん。将棋の世界も書いています。

女子が4回転飛んでいる世界を書かれていましたが、かつては、男性棋士との力の差がありすぎて、女子は奨励会を退会していく(林葉さんもそう)将棋の世界・・

この作品では、四段の壁を破り、女性棋士誕生します。

作風としては、スケートのときと同じく、語り手(視点が)都度代わるので戸惑います(この方の書き方なのかな)

折角棋士になったのに病気欠場(実は失踪・・)そして実は・・・。

将棋の話と思うと実は純愛小説?まずはお読みください。

 

■「僕は令和で棋士になる」 新井正彦 マイナビ出版

江戸時代の天才少年が、令和にタイムスリップ。

正徳元年11月9日。次期名人を争う渦中にいた天才少年棋士・伊藤印達は、呉服屋に仕立てが終わった小袖と羽織を引き取にいく途中だった。

15歳で肺結核のため夭逝した実在の将棋指し・伊藤印達が、死の1年前に現代にタイムスリップしたら・・・。

みんないい人に囲まれて、持っていた小判は高値で売れるし(笑)というか、丁髷・着物・小判の三拍子そろってコスプレと思うのって、皆おかしいよと筆者は思う・・・
とまどいながらも、現代の美味しいご飯に❤しつつ、元奨励会三段なんか目じゃない、将棋大会優勝・・

恋バナあり、ですが・・ラストシーンは(-_-;)消化不良。

実際の棋士の方が監修しています→対局のシーンは、将棋が得意でない方には棋譜が苦痛かもしれません←とばして読んでも大丈夫です(笑)
この作品以前に、作者は現代の棋士が江戸時代にタイムスリップする作品も書かれています(未読→読みたい)
■「奥羽路七冠王の殺人」 本岡 類 ノンノベル
山形・月野温泉の対局で将棋界初の七冠王が誕生した夜、元将棋記者・名取が殺された。将棋連盟からの依頼で若手棋士・水無瀬も独自調査を始める。
普通に推理小説です。
■「定本ゲーム殺人事件」 竹本健治 ピンポイント
囲碁殺人事件・将棋殺人事件・トランプ殺人事件←三部作+チェス殺人事件
👆3作は文庫あり
古書店でとんでもなく大きな本で購入してます。サイズが規格外。
ミステリーとゲームの頭脳的融合傑作集・・ということになるのでしょうか。
竹本健治さん推理作家としてはマニアックかな??
ウロボロスシリーズで、綾辻夫妻に何かあるのかとまで、言われています(笑)

匣の中の失楽』がある意味有名です(未読)

 

■「将棋ボーイズ」 小山田 桐子 幻冬舎文庫

勉強も運動も苦手な歩、なんとなく将棋部に入部。そこには、亡父の願いと周りの期待に悩む天才・倉持が・・・そんな時、県大会の団体戦メンバーが呼び上げられる。

平たく言ってしまうと、高校将棋部を舞台に、悩める男子たちの友情や成長を描く青春小説。

ジャンルとしては、ラノベですからお気軽にどうぞ。

 

■「素子の碁 サルスベリガとまらない」 新井素子 中央公論社 文庫あり

碁の話なら「ヒカルの碁」でしょうが、それはさておき、四十歳を過ぎて夫婦で始めた囲碁。

定石や難解な用語に悩みつつ、少しずつ上達してゆく喜び、囲碁にまつわる個人的な体験を、綴るエッセイ。

新井素子さんのこれまでの一人称小説になじんだ方なら、囲碁に興味がなくても、 軽くさっと読めると思います。

 

青字:市立図書館

茶字:県立図書館

紫字:市民センター分置図書←中央図書館閉架・西部図書館開架に所蔵あり

 

アクティブシートが終わり、シリカゲル封入が進んでいます。

軽量・封入・シーリング・ほぐし・検品それぞれ大変です。

この後はSCも封入作業に入ります。

 

お読みいただいて感謝いたします。

恙無く過ごせますように・・

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