夏の冷麺
こんにちは、エナベルで就労移行支援を受けているОです。
暑さが続きますねー。今週もこの熱波が続くと天気予報で見てしまって、けっこう重苦しい気分になっております。
そして、ここ数週間の暑さのせいで、夏バテ状態になっている人も少なくないと思います。私なんかもせっかくの休日なのに、暑さのあまりに何もできずに過ごしてしまったという土日でありました。
夏バテの症状としてとてもよくあるのが、食欲がなくなるというものがあります。実際、食欲がなくなっていくのですが、でも食べなければますますバテていくという悪循環が夏バテの恐ろしいところですよね。
ここまで異常な熱気ですと、とてもじゃないがホカホカのご飯とか喉を通らなくなっていきますし、食べたとしても体内が熱気で蒸されるような気分になってしまいます。
そんな夏を過ごすためにオススメしたいのが、冷麺です。
Photo by (c)Tomo.Yun
確かにそうめんや冷やし中華も良いのですが、少し実のあるものを食べたいというときには冷麺はピッタリです。
昔は冷麺なんて盛岡に行くか焼き肉屋で食べるぐらいしか縁がなかったものですが、最近はスーパーなどで簡単に買えるようになりました。
そうめんや冷やし中華に比べると少し茹で時間が長いのが難点ですが、その代わり具は単純にしてしまいましょう。具なんてキムチをたくさんぶち込めばよろしい。というか大事なのはキムチです!
むしろ冷麺はキムチを味わう料理といってもいいぐらい冷麺にはキムチが合います。そしてたくさんの氷とスープと麺の上にキムチをたくさん載せて、ぐちゃぐちゃにかき混ぜるのです。
かき混ぜるのは韓国料理のお約束なので行儀悪いなどと思わず、思いっきり混ぜ合わせましょう。そうするとキムチと麺がスープと氷で冷やされて、夏には最高に食欲をそそる温度になってくれます!
そんな冷たい冷麺にキムチを絡めて啜る。
そして噛む、冷麺の歯ごたえのある麺が夏場のそうめんや冷やし中華でなまった歯に気合を入れてくれます。ああ、俺は決して噛むことまでおっくうになったわけじゃないんだ、けっこう噛むのは楽しいものだったんだということを思い出させてくれる歯ごたえです。
旨辛で冷たくなったキムチとスープの知るとともに啜りこむと、わかる筈です、(ああ……冷麺は焼き肉屋の締めにするだけではもったいない、この猛暑ならば毎日でも食いたいぞ、と)。
辛味は熱さで効力を倍増させるので、暑い食べ物と摂取しがちですが、冷たいキムチの辛さは本当に夏場には良いものです、辛さと冷たさが相まって、すっかり夏バテで弱っていた胃袋を復活させてくれます。
冷麺で復活した食欲で、冷麺では不足しがちなたんぱく質系の食べ物を食べるのもよろしいかと思います。
食べる、冷たい、辛い、うまい、噛む噛む、しているうちに自分の夏バテが少し癒されていくようです、噛むということはけっこう夏バテではマッサージのような効果があるのではないか? と錯覚するほどです。
最後に残った氷で薄まったスープとキムチの色がついた赤汁、これにご飯を入れてもなかなか美味いものですが、あえて一気飲みをしたい。シャッキリとした冷たさと辛さが全身を賦活させてくれるはずです。
繰り返しますが、焼き肉屋のシメとして食べるだけではなく、もっと気軽に食べられるべきだと思います。旨辛のキムチたっぷりの冷麺は、冷たくて食べやすいですし、キムチのビタミンは疲労回復にちょうどよいのです。本場である朝鮮半島よりも、むしろ日本の蒸し暑い夏にピッタリかと思えるほど、ここ最近の猛暑にはピッタリの料理だと思います。
みなさんもお試しあれ!
気軽な冷麺を!