兵庫最大クラスターの東加古川病院「202人感染、転院は難航わずか2人」

新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が兵庫県内最多の202人に上った精神科病院「東加古川病院」(加古川市)の医師らが、神戸新聞社の取材に応じた。
昨年末の感染確認から収束までに2カ月余りを要し、全入院患者のうち約4割の171人が感染したが、県全体の医療体制が逼迫しており、転院できたのはわずか2人(1%)。
精神科病院特有の課題も浮き彫りになった。

最初の陽性者が判明したのは昨年12月21日。その5日後には100人超に膨れ上がり、2月上旬まで断続的に新たな陽性者が判明した。
同院の入院患者は約400人。
陽性者202人中、85%の171人は入院患者で、半数超は60歳以上だった。当初は感染確認が2病棟に集中したが、最終的に全8病棟へと広がった。

感染した入院患者のうち、高齢者ら約20人は中等症以上になった。
だが、年末は県内で感染者が急増し、他の医療機関への転院は困難に。
患者の家族が転院を望まないケースもあり、転院したのは透析が必要な2人だけだった。複数の患者が院内で死亡したという。

感染拡大の背景には、精神科特有の問題があるとみられる。
院内では普段、患者同士が生活訓練の場で交わったり、介助のため看護師らが患者に密接したりする。
精神疾患や認知症の患者にマスク着用や手指消毒、行動制限への理解が得られにくいという面もある。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202103/0014191821.shtml 神戸新聞NEXTより引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。

精神病院での新型コロナウイルスのクラスターが200人越え。

精神病院独特の理由がそこにはあったという感じですね…。

なかなか精神疾患や認知症の患者にマスク着用や手指消毒等への理解が得にくい…。

他の病院とは違う所ですね…。

 

私は幸いなのか精神病院に入院したことはないので、どういう感じなのかわからないんです。

エナベル利用者さんの中には入院したこともある方もいるので、そういう方から聞く位で。

あとは昔からの精神病院へのイメージ。あまりいいものではないですね…。

大昔、私の祖母がガンで入院していた時、閉鎖病棟として精神科の病棟がありました。

その姿がやけに不気味だったので、その頃はとても怖いものだと思っていました。

それからだいぶたって、数年前、認知症になった母を精神病院に連れていく時、そこも入院設備がありました。

そこは閉鎖病棟というよりも、扉は開かれていて、少なくても1階は行き来自由な感じになっていました。

だいぶ開かれた感じがしました。怖いイメージはおかげで払しょくされました。

 

だけど、日本って前記事にも書いたことがありますが、世界的に見て、身体拘束が多いと。

色々事情はあるんでしょうけど、あまり身体拘束されるのはいいものじゃないですね…。

 

そんな中での新型コロナウイルス感染。クラスター発生。

患者の家族が転院を望まないケースもあり、転院したのは透析が必要な2人だけだった。複数の患者が院内で死亡したという…。

どうしても特殊な精神病院だけにそういう事が起こり得るんですね。

 

新型コロナウイルスはまだ収束する影すら見せません。

どうか特殊な精神病院だとしても、適宜な対応をお願いしたいところです。難しいとは思いますが。

 

 

Follow me!

  • X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です