リハビリ
元フリーライターの、こんにちはエナベルで就労支援を受けているОです。
これでも自著10冊共、共著20冊ほど出している物書きなのですが、うつ病になって以来、ほとんど本を出せなくなって、わりと悩んでおりました。
やはり通院するだけでは書けるまでの気力が沸くこともTwitterやゲームで時間をつぶす日が続いていました。
しかし、これではいつまで経ってもだめなので、クラウドファウンディングで百万円を集めて次回作を出版するという計画を溜めて自分を追い詰めたりもしていました。
さらには、少しは外に出て働かなくては気力や体力もつかないと思い、清掃作業のアルバイトをしたわけなんです。しかし、毎週14時間も拘束される仕事で、とてもじゃないが一週間疲労困憊で書く余裕などもなく、精神的にも追い詰められたようになり、医者から減らすように言われているアルコールが増えていくばかりでした。
さすがにそのバイトでは先がないと思い切って辞めて、エナベルで就労支援を受けることにしたのですが、幸いホームページ作成の仕事に就くことが出来ました。
お分かりのように、毎日週五日、四時間半の仕事に通っているのは気力も体力も消耗していくのですが、翌日に疲労を残したくないために自然に早寝早起きになって、だんだん気力も安定していくようになりました。
やはり、規則正しい生活と少しでも賃金が稼げるのは精神的にも余裕が出てきますね。これがいきなりフルタイムだったりしたら、完全に消耗が激しすぎてまた酒量が増えていったことでしょう。
もう一つ私にとって幸いだったのが、エナベルのホームページを担当するにあたって、毎日ブログを更新するようにしている事でした。
これが私が物書きとして復活するためのリハビリとして、とてもよかった!
毎日、それなりの文章量を書き続けることで、案外物書きとしてなまっていないしないことを再発見できましたし、昔よりもシンプルで短いセンテンスで書けるようになったのもいい事です(ようするにわかりやすい文章になったということ)。
だいたい1000文字を15分で書くというペースは我ながらちょうどいいペースを保てていると思うので、あとはこれを小説に反映していくようになれば、前述した100万円の自費出版を案外早く実現することが出来そうです。
やはり人に見せる文章を定期的にある程度の量を書き続けるのいうのは、私の精神的支柱として大事みたいです。
さすがに暑さに参って体力的には消耗していますが、精神的には充実している感じがしますので、あとはこれを続けていくことですね。
頑張りたいと思います。
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