うつ病と朝
前の仕事をやめてから、エナベルに入所するようになるまで、なんというか環境が変わることでかえってハイになっていた時期があり、今までかなりテンションの高かった、こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。
最近は落ち着いてきてしまったのか、順調にうつ病の方も平常モードになりつつあったりするのですが、それで気が付くのは「ああ、うつ病って朝がこんなにもつらい病気だったんだなー」ということです。
今まで無職同然だった時期は、好きなだけ寝ていられましたし、どこかへ出かけることもないまま引きこもり状態でしたので、それほど感じなかったのですが、エナベルに毎朝通うようになって、なるほどこれは辛い、と思うようになりました。
とにかく体が重い、眠気は覚めているのに、頭が重い体が重い。何か体に重しでもつけたように重いのであります。外に出たくないという倦怠感でいっぱいになります。
ああ、これ、昔、出版社で働いていたころにあった症状ですね。
昔は、これを寝起きの酒で気付けをしていたのですが、これがよくありませんでした。体は悪くするし、たぶんこれがうつ病の原因になったのでしょう。よくないですよね、アルコール。
それでもなんとか通えているのは(一日体調崩しましたが)、4時間はたらけばいいのと、スタッフや利用者さんたちの優しい雰囲気、そして冷房ですね。
事業所についてしまえば涼しい、というのはかなりの出勤パワーになっております。
もちろん朝に服用する薬も大切です。
ともあれ、昔のようにドヨ~ンとなったりはしていないのですが、やはりうつ病の残滓がそこここに残っているなーと感じる今日この頃です。
しかし、このように規則正しい生活をしていることは、病気にもいいことだと思いますので、つらさに耐えつつ頑張っていきたいですねー。
ただ、少しオーバーヒート気味のところもあるので、仕事中は少し手綱を緩めていかないとな、と思っています。
とりあえず、うつ病など精神に病を持っている人が社会復帰を目指すには、短時間の労働を規則正しく続けていく習慣を身に着けるというこのなのでしょう。
そういう意味では、就労支援の事業所の仕組みによくできていると、思ったりもしたのでした。