【4070問題】30-40代からの終活を考えよう

こんな記事がありました。

30~40代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来
未婚でさまざまな「縁」から離れた人が危ない

この研究によれば、全国では、ゆとり世代が66万人、団塊ジュニア世代で105万人、団塊世代で33万人、75+世代(75歳~79歳)で36万人が、社会的孤立が疑われる状況にあるというのである。

この数字を見ると、孤独死は、高齢者だけの問題ではないことが明確となる。むしろ、ゆとり世代や団塊ジュニア、今の30~40代のほうが数字の上では深刻だという結果にあぜんとせざるをえない。そして、これらの4世代を合わせると、なんと240万人という数字に膨れ上がる。

しかしこの240万人という数字は、それぞれの世代を一定の年齢として区切って集計したものなので、その間の年齢は含まれていない。

そこで、このニッセイの調査を基に私自身が独自に行った概算によると、わが国において、約1000万人がさまざまな縁から絶たれ、孤立していると推測されることがわかった。

https://toyokeizai.net/articles/-/255831

ここには具体的な解決策が提示されていなかったので不満だったのですが、自分なりに考えると、そろそろ真面目に個人も政府も『30-40代の終活』を考えるべき時代になっているのではないでしょうか?

誤解を恐れずに言ってしまえば、現在30-40代で未婚の人たちは、もうすでに「自分は孤独死するかもしれない」という可能性に向き合うべきだと思うのです。そのため、スマホやネットなどで定期に連絡する人を作り、連絡が途絶えたときに警察や消防署など連絡してもらうようにするのは必要なのだと思います。

また、公的機関も孤独な30-40代に対してネットワークを作らせたり、それぞれに対する見守りの態勢や孤独で死んだ人を処置する体制を今から用意すべきなんだと思います。

たぶん、現在30-40代で未婚の人たちは一方で家庭を持つだけの経済力がない人が多いと思います。

そういった人たちを、孤独から開放とまでは要求しませんが、腐乱死体になる前にに処置する体制は必要になってくると思います。

45歳の私もそうですが、現在の団塊の世代ジュニアは、相当多く孤独死する未来は予想されます。そのときにのためにいちいち「特殊清掃」のお世話にならないように「孤独死したらすぐに知らせる」スマホアプリなり連絡先なり、Web上でのネットワークなりを作る動きは必要なのだと思います。
もはや30-40代は「終活をしておくべき世代」として、社会も行政も意識を変えていくべき時代なのだとはっきり目を向けるべきでしょう。
孤独死の悲惨さを問題だ問題だと騒ぐよりも、前向きに「孤独死は当然あるべきリスク」として準備をしておくべき段階に来ているのだと、そろそろ断言するべきだと思います。

 

Follow me!

  • X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です