【障害者雇用】障害者雇用と一般雇用のメリット・デメリット
https://shohgaisha.com/news/employing_people_with_disabilities/
障害者雇用では、契約社員が圧倒的に多くなっています。障害者の離職率が高いことが理由の一つです。1年に30%から40%の人が離職しているという調査結果が出ています。会社から雇い止めを受けて離職せざるを得ない人の数よりも、障害者本人の体調不良が理由で離職する数の方が多いそうです。そのため、勤怠が不安定な障害者を雇用する場合は最初の方は契約社員にして様子見し、勤怠が安定してきたら正社員として雇用する企業が多くなっています。
障害者雇用の中には採用後に正社員として採用する求人もあります。正社員でオファーしないと障害者の人に来てもらえないと思っている企業があるのが理由です。契約社員より待遇が良く、雇用が安定しているので企業側には障害者に応募してもらいやすくなるだけでなく、長く働き続けてもらえるメリットがあります。しかし、現状では、正社員の求人数は契約社員の求人数より圧倒的に少ないです。ハローワークの求人の9割弱は契約社員の求人です。契約社員として働く障害者が多い理由の一つになってしまっています。
地方ですと契約社員どころかパートやアルバイトほとんどというところも多いですね。
これは差別ではないですが、事業所にいて思うのは知的・精神・身体などでできることやできないことなどが分かれますし、障害の程度によってもいろいろ変わるでしょうから、そのようなマッチングのできるシステムがまだないというのが大変ですね……。