【障害者雇用】障害者が働く職場における新型コロナウイルス(COVID-19)の対策に関する緊急アンケート調査を実施
障害者の就労支援を中心にソーシャルビジネスを展開する株式会社ゼネラルパートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:進藤均)が運営する障がい者総合研究所は、「障害者が働く職場における新型コロナウイルス(COVID-19)の対策に関する緊急アンケート調査」を実施しました。
今回の結果を踏まえ、アンケートを実施した障がい者総合研究所の所長・戸田は、「それぞれが抱える障害特性によって希望する対策内容が異なる」という見解を述べています。
■障がい者総合研究所・所長の見解
緊急の短期間アンケートではありましたが、160名を超える方より回答を得られました。回答者の障害別の割合は、身体51%、精神30%、知的 6%、発達12%でした。これは日本の障害3区分割合の概数とほぼ同数です。
また、身体障害の割合をさらに細かく見ていくと、回答者の属性は、
・視覚障害…1%
・聴覚・言語障害…20%
・肢体不自由…48%
・内部障害…29% となりました。
これは日本の障害種別割合(※1)
・視覚障害…8.8%
・聴覚・言語障害…10.1%
・肢体不自由…50.6%
・内部障害…30.5%
と比較すると、視覚障害者の回答が少なめで、聴覚障害者の回答が多めになるという結果になります。
それぞれが抱える障害特性によって希望する対策内容が異なることが分かりました。通勤や移動に日常的に困っていると思われる肢体不自由の方からは「時差出勤」の要望が、そして既往症により免疫力が低いことなどを心配される内部障害の方では「在宅勤務・テレワーク」を要望する声が多くありました。そして、見落とされがちですが、聴覚障害の方からは「マスクで口元や表情が見えなくなると読み取りができなくなる」というコミュニケーションの弊害が生じていることが、アンケート回答から明らかになりました。こうした場合に、聴覚障害当事者からは、筆談やコミュニケーションを取る際に一時的にマスクを外すこと、などの切実な要望が見受けられました。また、少数意見ではありましたが、急な労働環境の変化によって生活リズムが変わって困るなどの意見も一部に見られました。
緊急事態のため、制度の変更など、十分な対応が取られるまでになお時間を要することもあると思いますが、障害者雇用をされる企業に置かれましては、「障害を持つ社員が希望する配慮事項には個別性がある」ということを十分に考慮にいれた効果的な対策を講じていただけると幸いです。
https://www.agara.co.jp/article/51376 AGARA紀伊民報より引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。
新コロナウイルスの流行で障害者の通う労働環境にも影を落としている…という話です。
ニュースで口酸っぱく言われている「在宅勤務・テレワーク」。これ出来る仕事と出来ない仕事がありますし。まあこれは障害者だけに限ったことじゃないですが。
聴覚障害者の方が多かったという事で、「マスクで口元や表情が見えなくなると読み取りができなくなる」というコミュニケーションの弊害も。
ほんとに急な新コロナウイルスの流行なので、生活リズムが変わって困る…という話も。
こんな状態で就職活動できるのかな…と不安になってますウサギの方のTです。
私の事業所ではテレワーク実施してません。マスクは必須です。コミュニケーションの弊害は今のところ顕著になってませんが…内部障害者の方が利用者さんに多いからかもしれません。
ただ季節柄、寒暖の差が激しいため、体調を崩す方も多いですね。そんな時に新コロナがやってこなければいいのですが。
コロナ鬱も少しあるのかな…。ストレスはたまってることは否めませんね。遊びに行くことが危険ですからね、今。
早い新コロナウイルスの終息を願ってやみません。