【障害者雇用】農業と漁業で伸びる障害者雇用

障害者、農業で輝く 福祉事業者が橋渡し

【日本経済新聞】障害者に農業の現場で働いてもらう企業や福祉事業所が増えている。農業は労働負荷が重い作業もあるが工程は幅広く、障害の度合いに応じて働き方を選びやすい。工夫次第で付加価値をつけやすく、福祉事業所などの収入アップにつなげられる。受け入れる農家も人手不足を解消できる。業務量を維持でき、相互にうまく支え合う仕組みが構成されている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42990730X20C19A3X13000/

■農林漁業分野での雇用、10年で2倍以上に

農業分野の障害者雇用は高水準で推移しているとみられる。障害者の農林漁業分野での就職件数(ハローワーク経由)は17年度、全国で1204人。10年間で2倍以上に増えた。

NPO法人日本セルプセンター(東京・新宿)による14年のアンケート調査によると、障害者の就労支援に取り組んでいる事業所のうち、農作業に既に取り組んでいる企業や福祉事業者は34%。今後取り組みたいと答えたのは13%だった。農業では障害者が働きやすいとの認識が広まり、参入する事業所が多くなってきた。

障害者雇用の拡大には課題もある。JA共済総合研究所(東京・千代田)の浜田健司主任研究員は「事業所職員の専門知識の向上が必要」と指摘する。職員が障害に応じて取り組める農作業を把握し、作業を細分化すれば成果を出しやすい。働きやすい環境をさらに整えることが、障害者の就労促進のカギになる。(高野馨太)

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。

農業漁業林業など、健常者がやりたがらず人手不足になっている分野を障害者雇用で補おうという動きについては賛否両論あると思いますが、まずはこれまで「雇用の員数外」として扱われてきた障害者に雇用の道が広がるのは良い事だと思います。

さまざまな技術の発達により、これまでは人手として扱われなかった分野に障害者が参加できるようになったのは、素直に喜ばしいことだと思います。

ただ、一方で私は土木関係のアルバイトで知りましたが、障害者や前科のある人などを低賃金や酷い環境で、いいように雇用しようとするという企業がある事も事実です。

この記事に取り上げられているような良い面もありますが、実際には「障害者雇用枠」というものを悪用して助成金を着服しようとしたり、劣悪な環境や低賃金で働かせる企業が残っているのも事実です。

こうした企業を排除していく仕組みと、障害者雇用の拡大とともに大事なことになっていくと思います。

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