【障害者雇用】りたりこ、障害者福祉で人材紹介 就労支援施設など
りたりこ、障害者福祉で人材紹介 就労支援施設など
障害者支援のLITALICO（りたりこ）は、障害者福祉の業界に特化した人材紹介に乗り出す。障害者の就労支援や児童発達支援などを手掛ける事業所で働きたい人材を個別に紹介。専用サイトでは事業所の求人情報を無料で掲載し、成約時のみ職種や雇用形態に応じて料金を取る。人手が不足する事業所と専門人材をマッチングする。
2月にも就職・採用支援サービス「LITALICOキャリア」を始める予定で、このほど人材紹介業の認可を取得した。障害者雇用のために特例子会社を設けている企業などもサービスの対象とする。専用サイトでは管理責任者や相談支援専門員と呼ばれる有資格者らを募集する。写真や文章を交え、従業員の声や職場の雰囲気も紹介する。
りたりこは障害者が就労に必要なスキルを習得できる就労移行支援事業所や、発達障害の子どもを集めた学習教室などを運営している。拠点数は全体で180を超える。新サービスではこれまでの知見を生かし、事業所の福利厚生や人材育成も支援する。働きやすい職場づくりを後押しし、保育や教育など周辺領域からの人材を呼び込む。
厚生労働省によると、障害福祉サービスの利用者は2018年3月時点で112万人と、5年で1.5倍近く増加した。施設数が増え、その分有資格者の人手不足が進んでいる。働き手はハローワークや知人の紹介を通じて就職するのが一般的で、選択肢の少なさが課題になっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39817920Z00C19A1FFR000/
確かに障害者の就労支援施設は知人の紹介かハローワークでの紹介(しかも、積極的に紹介しない)と、ほとんど選択肢がないのは問題だと思います。
