【障害者雇用】「働く上での障害」をなくすこと
さいごに
どんなに障害者雇用を推進したとしても、インクルーシブな職場づくりが根幹にないと、なかなかその職場で働き続けることは難しい。今回の問題を機に、民間企業も官公庁も障害者雇用を進めるのみでなく、誰もが働きやすいインクルーシブな職場づくりを社会全体で目指したい。
また、現状は、仮に働いている多様な人たちの働く上での障害が限りなく少ないインクルーシブな企業や組織があったとしてもなかなかそれが外からは見えづらいため、評価もされづらく、よい実践や仕組みが共有されづらい。個々についているラベルの多さのみでその組織の「インクルーシブ度」を測るのではなく、その組織がどれだけ多様な人の働く上での障害をなくしているか?によって「インクルーシブ度」を測れるような仕組みを考えていきたい。
雇用だけでなく働きやすさも大事ですよね。
そしてとても大事なのは、このような働きやすさの工夫は障害者雇用だけでなく、健常者の雇用においても応用されるべきだと思うのです。
人材を使い捨てにする時代は私の世代(現45歳)でやめていただきたいと思います。