【障害者福祉】過剰な「痩せ願望(ダイエット)」も時に障害となる【摂食障害】
どうも、就労移行支援を受けているMです。
ダイエット
若い女性なら誰もが経験あることでしょう。私には無縁ですが
健康面を維持する為に取り組むことは悪くはないのですが
普段から痩せていて健康面も問題ないのにやたら「痩せたい」と願う女性にちょっと疑問を持ちます(´・ω・`)
実はこういったことも「障害」に繋がってしまうんです。
『太るのが怖い』『極端な痩せ願望』にひそむ摂食障害のリスク
体形を気にしすぎて無理なダイエットで心身のバランスをくずし、拒食や過食に悩まされる方が増えています。
「摂食障害なんてただの食生活の乱れでしょ」とあなどってはいけません。
摂食障害は深刻化すると死亡率は6%~20%と非常に高い精神疾患なのです。
摂食障害は、痩せている身体が美しいという美意識がある社会で起こりうる精神疾患です。
- いつも自分の体重が気になっている
- 食べる量をコントロールできない
- 標準体重では満足できない
- 体重は少なければ少ないほどいい
上記のどれか一つにでもあてはまったならぜひ一度本記事をご覧ください。
摂食障害の原因は『痩せたい』という強い願望
摂食障害は心理的社会的ストレスによって引き起こされるメンタル疾患のひとつです。
治療には時間がかかるので早期発見が大事なのですが、多くの人は病気である自覚すらなく治療したがらないので深刻化しやすいという問題もあります。
多くの場合、太ることへの異常な恐怖(肥満恐怖)や自分の体重に対する自己評価の認知のゆがみなどが原因であり、けっして本人に食欲がないわけではありません。
- 極端な痩せ願望
- 肥満恐怖
- 標準体重に対する認知のゆがみ
この病気の本質は「痩せたい」という強い願望です。
摂食障害が引き起こす恐ろしい症状
10代~20代女性の内、拒食症は約500人~1000人に1人、過食症は30人~100人に1人いると言われています。
■拒食症(神経性食欲不振症)の主な症状
- 生理不順
- 精神疾患
- 抑うつ状態
- 頭髪が抜け落ちる
- 骨がスカスカに
- 不妊リスク
- 感染症リスク
■過食嘔吐症(神経性過食症)の主な症状
- 胃酸で歯が溶ける
- 唾液腺が腫れて顔がむくむ
といったことが起きます。
拒食症の死亡率は約10%で過食症の死亡率は0.3%とされています。
拒食症や過食症になりやすい人は?
- 自分の体型へのこだわりが強い
- 自尊心が低い
- 外見のコンプレックスを抱えている
- 家族や友人などの対人関係に問題を抱えている
- 日常から強いストレスを感じている
- 過度な食事制限をしている
- その反動でドカ食いする
- ドカ食い後、罪悪感に襲われる
肥満に対する恐怖だけでなく、大恋愛の失恋や人の死、過去のトラウマなどがトリガーとなって摂食障害の症状がでてくる人もいます。
実際の所、摂食障害の原因に「これだ!」というものはないのですが、多くの場合、心身に大きなストレスがかかっているという点が挙げられます。
【引用元】https://www.dazzyclinic.jp/stop-tabesugi/anorexia-nervosa-and-bulimia-nervosa/【食べ過ぎ防止委員会】
健康的な体型を維持しているにもかかわらず「痩せたい」と言葉を使う人には精神面を疑ったほうが良いと思います。
やはり、これも自己肯定感の低さが原因のようですね(´Д`)
とはいえ、体型となると女性にとってはデリケートな問題。
なかなか、周りに相談出来ないことが事実でもありますよね(;´・ω・)
そんな時は信頼できる同性やカウンセラーを受診し、カウンセラーには積極的に相談すると良いと思います。
専門的な視点から認知の歪みを改善し、心身ともに整えていきましょう(=゚ω゚)ノ