【障害者福祉】「福祉」と「幸福」の関係性

今日から本格的にいつも通りのPC作業に戻りました(笑)

どうも、就労移行支援を受けているMです。

「福祉」について色々調べてみると、色々な視点の記事を見ることができます(*^^*)

福祉とは何か 福祉の意味

「福祉」 とは、すべての人の 「幸福」 を意味します。
人が幸福に感じる内容や幸福感の度合いはいろいろだと思いますが、人が人らしく生命を維持し、生活をゆたかに発展させようと求めるものが、幸福の具体的な内容になると思います。
幸福を求めるのは人の権利です。

「福祉」 と 「幸福」

「福祉」というと高齢者や障害者を対象にした何か特別なことのようにも思われているようですが、 「福祉」とは、「幸福」と同じ「しあわせ」という意味のことばです。
福祉も幸福もどちらも、しあわせ(幸せ)を意味することばですから、どちらか一つのことばだけでよさそうなものですが、日本国憲法の第13条には、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で最大の尊重を必要とする。」とあり、幸福追求・公共の福祉というように 「幸福」と「福祉」の両方のことばが使われています。

(中略)

一人ひとりの求める幸せがあるのであれば、一人ひとりの集まりである社会全体の求める幸せもあるはずです。

そこに福祉と幸福という二つのことばの存在する意味があるわけです。
「幸福」とは、一人ひとりの私的レベルのしあわせ(幸せ)を意味し、「福祉」 とは 一人ひとりの集まりである社会的レベルのしあわせ(幸せ)を意味するというように考えるとよいと思います。

私的レベルの幸せと社会的レベルの幸せ

社会を構成する一人ひとりが幸せならば、社会全体も幸せであり、社会全体が幸せならば、社会を構成する一人ひとりも幸せなはずです。

しかし現実は、私的(個人)レベルの幸せと社会的レベルの幸せとが必ずしも合致するとは限らないようです。
それは私的レベルの幸せを「主観的幸せ」というように置き換えて、社会的レベルの幸せを「客観的幸せ」というように置き換えてみれば、主観と客観のずれというように考えることができます。
いずれにしても人には一人ひとりのそれぞれが求める幸せというものがあり、その一人ひとりの集まりによって構成されているのが社会であると考えれば、自由及び幸福追求の権利は、個人だけにあるのではなく社会を構成する人々すべてにあるわけですから、そこに権利と権利とが衝突するようなことが起こりうるのだと思います。

(中略)

しきたりやルールの形や内容はいろいろあるでしょうが、それらが人々の生活において必要であるということは、必然的にそれらは人が生活するところの風土や歴史、生活習慣や文化レベルと密接な関係があるはずです。
したがって、暮らしの中のしきたりやルールは、人々の実際の暮らし方やその社会に合うものでなければなりません。

人の幸福感と福祉の課題

「幸福」の感じ方や考え方は人それぞれかもしれませんが、日々の暮らしの中で満ち足りて、あるいは安定した気分を保持できるのであれば、それも幸福といってよいと思います。
人が、自らの生活状況や条件を納得して受け入れ、その生活を保持できれば、それも人の生き方であり、幸福の中に含めてよいのではないでしょうか。

なぜなら同じ条件の下でも、それに満足や納得のできる人もいればできない人もいるからです。

(中略)

幸福であるかないかはその人自身の主観の問題であり、他人が判断することではありません。

しかし人の幸・不幸を周囲が勝手に判断するようなことがありがちですが、そうしたことは特に障害者を支援するということにおいては注意を要することだと思います。
人はみなそれぞれそれなりによりよく生きたいと願い、そのための努力をするはずです。

その願いや努力に対してどのような支援を行うかというところに課題があるわけですが、その課題が障害者福祉の課題であり、高齢者福祉の課題であり、児童福祉の課題であるわけです。要するにそれらの課題のすべてが社会福祉の課題だということになります。

【引用元】http://www.asai-hiroshi.jp/newpage9.html【日本の「教育と福祉」を考える】

「福祉」と「幸福」について一体どれくらいの人が考えたのでしょう??

たぶん、聞かれない限りいないと思います(*^^*)

私も盲点でしたし(;´∀`)

しかし、この引用記事はかなり的を得ていると感じますね(´Д`)

福祉というものを通じて、障害のハンデを食らっている方々からも学ぶことはたくさんあるはずです。

グループワークで「図と地」の話があったように障害者を

ハンデを持った生き辛い人と見るか

ハンデを乗り越えて強く生きている人と見るか

他人から見た当事者って意外と分からないものです(´゚д゚`)

もちろん、健常者も同じことが言えると思います。

だからこそ、自分自身について深く知る必要があると私は思いました(*´ω`*)

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