【障害者】FACEBOOKと彼女の事情
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。
一昔前、私はリワークプログラムに参加していました。その時、おなじ利用者さんでうつ病がかなり重そうな方が居ました。
その方は、FACEBOOKをやっていて、毎日見ないと気が済まないらしく、毎日友達や知り合いが楽しそうな記事をあげていると、
「何で私はこういう風になれないんだろう」と酷くみじめな気分になっていたというのです。
それなら見なければいいんじゃ…と他の人が意見しましたが、「FACEBOOKは止められないんです!私の唯一の繫がりなんです!」と。
嫌な思いをしてまで、見る物なのかなーと私も思いましたが、彼女にとってはなくちゃいけないツールだったみたいでした。
それでいて、FACEBOOKの友達や知り合いのキラキラした記事がツライといつもぶうたれてるんですよね…。
SNSはFACEBOOKだけじゃないよーと周りも言ったのですが、聞く耳持たず…。頑固にFACEBOOK続けると言ってました。
そこまでしてこだわるFACEBOOK。彼女にとって害しかなさそうなのに、それでも離せないツール。
症状が重すぎて、リワークプログラム途中でドクターストップがかかって辞めちゃった人なんですけどね。
殆ど一日寝てばかりいて何もできないって言ってました。たまに起きてFACEBOOK。それで傷ついてまた寝ちゃう。悪循環。
リワークをやめてしまったし、私もやめてしまったのであれから彼女がどうなったのかわかりませんが、
FACEBOOKに変わるツールをみつけて、少しでも楽しく暮らしていればいいなと思います。
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