【障害者】障害者アートをビジネスに 「シブヤフォント」法人化
渋谷のスクランブル交差点に巨人が立ちはだかる絵や、色とりどりのビル群をあしらった図柄―。
障害者アートを生かしたグラフィックデザイン「シブヤフォント」が街中で広まってきた。
一度見ると忘れられないユニークな書体や模様が特徴だ。
東京都渋谷区や区内の障害者支援事業所、デザイン専門学校などが協力して事業に取り組み、データを販売。
4月に一般社団法人として独立し、ビジネスを軌道に乗せることを目指している。
区が2016年に、区内の障害者支援事業所と連携した特産品開発に着手したのが始まりだ。
協力する専門学校が、デザインをデータとして販売することを提案。
事業所で働く知的障害者や精神障害者が描く文字や絵を用いたシブヤフォントが誕生した。
専門学校の講師で、一般社団法人の共同代表を務める磯村歩さん(54)は「モノではなくデザインであれば、多くの企業の製品やサービスに採用されやすいと考えた」という。
これまでに、傘やハンカチ、マスクといった商品のデザインに採用した企業は30社以上。
渋谷区役所の庁舎内の案内表示や職員の名刺にも使用され、区のPRにつながっているという。
19年度のシブヤフォント事業の売り上げは2018万円に上る。
そのうち278万円を、9カ所の障害者支援事業所に工賃として支払った。
磯村さんは「法人化で、より柔軟に動けるようになる。
新規の企業連携の提案は毎週のように受けており、収益や工賃の向上が期待できる」と説明する。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042900165&g=soc JIJI.COMより引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。
「モノではなく、デザインであれば多くの企業の製品やサービスに採用されやすい」…と代表の方が言う通り、
障害者アートを生かしたグラフィックデザイン「シブヤフォント」は街中に広まったと。
デザインをデータ化して販売し、数字としてもかなり売り上げがありましたね。
工賃もそこから払われ、より障害者のモチベーションアップに繋がりますね。
障害者とアート。
色んな所で組み合わされて、法人化されたところもありますし、美術館やギャラリーの展示会としても好評です。
私の居るエナベルでもクラフト作品や絵画、デザインとなって作られています。
コロナ禍でなかなかイベントがないですが、あるときは出品してますよ。
常時、KOKAGEというブランド名で、ネット上のハンドメイドマーケットのminneで販売してます。
障害者とアートというのは相性がいいのですね。
かくいう私は手先が器用ではないのですが、絵を描く位なら…とちょこっと端っこにポストカードとして置かせてもらってます。