【障害者】自閉症スペクトラムとは
どうも、就労移行支援を受けているMです。
障害の中で世間で最も知名度がまだまだ低い障害ご存知でしょうか?
それは自閉症スペクトラムというもの。
私はこれに該当します。
まあそれ寄りのグレーゾーンというのが正確ですが。
個人的に発達障害、うつ病と1セットで知ってほしいなぁと思っているところでございます。
今回は自閉症スペクトラムの特徴について引用記事をもとに解説していきたいと思います。
自閉症スペクトラムとは――特徴と症状、どんな人が当てはまるのか?発達や大人になってからの不安について
「自閉症スペクトラム」とは「臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持を最優先させたいという本能的志向が強いこと」を特徴とする発達障害の一種です。
「少し変わった人」程度で済んで、問題なく日常生活を送れることも十分にあります。
イメージとしては「融通がきかない」「少しだけこだわりが強い」というものです。
ポジティブな方向にいけば、「ブレずに自分のペースをきちんと守り、コツコツがんばり続けること」ができる人になります。
しかし、不適切な環境におかれてしまうと日常生活に様々な障害を及ぼしてしまうことがあります。
この記事では「自閉症スペクトラム障害」という言葉ではなく、「自閉症スペクトラム」という言葉を使いながら説明していきます。
なぜなら、「自閉症スペクトラム」は障害になるパターンもありますし、障害にならないパターンもあるからです。
自閉症スペクトラムにおいて有名な著書があり、この分野の臨床経験において世界的なトップクラスにおられる、信州大学診療教授の本田秀夫先生にお話をお聞きしました。
自閉症スペクトラムの特徴と症状
自閉症スペクトラムは、「広汎性発達障害」とほぼ同じ概念を指すものです。
この中に、自閉症やアスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害などが含まれます。
これらはそれぞれ特徴があるのですが、これらはオーバーラップすることもあり、互いの境界線を引くのは極めて厳しいため、ここでは「自閉症スペクトラム」という広い言い方をします。
ここから、自閉症スペクトラムの特徴について述べていきます。自閉症スペクトラムは、以下の2つの症候が組み合わさって出現します。
- 対人交流とコミュニケーションの質が異常であること
- 著しく興味が限局すること、パターン的な行動があること
もちろん、人によって強弱がありますし、多かれ少かれ皆が持っている個性であることもあります。
これが強く出てしまった場合にのみ、社会的生活に困難を引き起こします。
ひとつひとつを具体的にみていきましょう。
対人交流とコミュニケーションの質が異常であること
自閉症スペクトラムの人は……
- ひとりでいることを好む
- 受け身な態度の対人交流
- 一方的すぎる対人交流
- 人情に配慮することに疎い
自閉症スペクトラムの人は、言葉を用いたコミュニケーションにおいて以下の特徴があります。
- 話し言葉が遅れている
- 「おうむ返し」が多い(エコラリア、反響言語とも言われます)
- 話すときの抑揚が異常である
- 言語による指示を理解できない
- 会話をしていてもかみあわない
- 敬語が不自然である
- 皮肉を言っても通じず、たとえ話がわからない
また自閉症スペクトラムの人は、言葉を用いない(非言語的)コミュニケーションにおいて以下の特徴があります。
- 身振りや指差し(体の動き)が理解できない
- 目線、眼差し(目の動き)が理解できない
- 言外の意味が理解できない
- 話の文脈が理解できない
著しく興味が限局すること、パターン的な行動があること
- 特定の物事に対して強い興味をもつ
- 特定の手順を繰り返すことにこだわる
- 常同的な動作を繰り返していく
- 興味をもった領域に関して膨大な知識を持つ
(鉄道、天文学、生物、地理、コンピュータ、テレビゲームなどさまざまなパターンがあります)
自閉症スペクトラムでも普通の人生を送れる
自閉症スペクトラムの人の中には、社会で大成功を収めていたり、少々変わった人程度で済んでしまっているケースもあります。
一方、非常に生きづらく、厳しい人生を送っている状態の方もいます。
前述したように、自閉症スペクトラムは障害になるパターンもありますし、障害にならないパターンもあります。
障害にさせないためには、「できることをしっかりやっていき、個性を伸ばしていく」「できないことは無理をせずやらない」という考えのもと、その人に合った環境を考えていきます(これは自閉症スペクトラムの人に限ったことではありませんが)。
自閉症スペクトラムの方は、環境さえ合えば大きな力を発揮することもあるからです。
引用元は医療関係の方の記事である為めちゃめちゃ参考になります。
なので、周りに該当者がいる場合、是非参考にしてほしいなぁと思います!(^^♪
私の場合は障害になっちゃったパターンですね(;^ω^)
グレーゾーンとはいえ、引用記事の特徴ほぼ当てはまる気がします。
もちろん、多少精神面も影響していますが、自分の個性をうまいこと現場で発揮できなくて自己嫌悪・自己否定の渦に陥っちゃったやつです。
自分自身の理解も薄かったってのもあるし、個性の使いどころがもともとヘタクソっていうのもありますね(^^;
病院で傾向があると診断されて「はぁ~そうかぁ」と納得したところもあります。
エナベルに来てから、当事者同士で話をしているうちに苦しみは皆同じと分かってホッとしているところもあります。
そんなこともあってか、だんだんと障害に関しては気にしなくなりましたね(*´Д`)
これを機に是非、自閉症スペクトラムの理解を深めていってください!( *´艸`)